【配信レポ】2021年11月23日 Waive2Øth Anniversary Again #2 TOUR「NEED…?」FINAL 渋谷TSUTAYA O-EAST

2021年11月23日
Waive 2Øth Anniversary Again #2
TOUR「NEED…?」FINAL
渋谷TSUTAYA O-EAST
開場 16:15 / 開演 17:00
スタンディング ¥6,800
※税込・ドリンク代別
※3歳以上はチケット必要

「LiveHeaven!」にて17:00 生配信スタート!
¥5,500 (税込+別途配信手数料)


Waiveの基礎知識など■
《メンバー》
Vocal 田澤孝介(Tazawa Takayuki)
Guitar 杉本善徳(Sugimoto Yoshinori)
Guitar 貮方孝司(Ninokata Takashi)
Bass 高井淳(Takai Jun)
※ドラムはサポート

Waiveとの出会い》
Waiveは2000年1月に結成され、2005年12月に解散。いわゆるV系シーンにて『ソフビ(ソフトビジュアル)』にカテゴライズされるバンド。わたしはMoi dix Mois目当てで行った2003年7月27日大阪城野外音楽堂stylish waveというイベント(他にもラクリマとかプラも出てて豪華なイベントでしたね...)にて初めてWaiveを見たのですが、そのライブパフォーマンスに圧倒されてしまい、Waiveの出番が終わったあとは一緒に見ていた後輩とWaiveのライブ日程を検索しました。そこから私のWaiveを追う日々が始まったのでした。

Waiveの魅力は何と言ってもライブです。ライブを見てなかったらハマっていなかったと断言できます(もちろん曲もいいし歌もめさめさうまいけど、そこは個人的にはあまり重要ではない)。

しかしWaiveは2005年6月24日に解散を発表。ラストシングル、ラストアルバムの発売、全国ツアーを行い、2005年12月1日のラストライブを以てバンドは解散します。

つまり、現役時代にWaiveのライブに行ってた時期って約2年4ヵ月間なのです。思っていたより短いな...

解散の理由が理由だけに(一言でいうと中心メンバーの決裂)もう再結成は無理だと諦めていたし、何よりわたしが辛すぎてWaiveを聴けなくなってしまいました。だけど2010年に再演がアナウンスされ、その後も解散中のスタイルは保ったまま何度か間隔を開けて再演ライブをやり、まさかの新曲もリリースし、全国ツアーも回る...というなかなか他に類を見ない独自の活動を展開しているバンドです。

そして今年、とある雑誌のインタビューでバンドのリーダーでもある善徳さんが「Waiveの再結成はしない」と明言。その理由は再結成⇒解散、という悲劇を繰り返したくないから、とのこと。この発言はめちゃくちゃ嬉しかったですね...再結成しないのが嬉しい!と心から喜べるのもWaiveだけですね。ほんと、あらゆることが例外づくしで不思議なバンドですよ...

■今回のレポ内容について■
2021年11月23日に渋谷で行われたツアーファイナルの模様がライブ配信されました(アーカイブは26日が終わるまで視聴可)。11月23日はボーカル田澤くんの誕生日、11月26日はリーダー善徳さんの誕生日なのです。ちなみにWaiveのライブに生配信が入るのは今回が2回目。前回の生配信はブルーレイ化しましたが、今回はその予定がないとのこと。わたしは配信での参戦でしたが、ここ最近見たWaiveのライブの中でも上位に入るくらいめちゃくちゃいいライブだったので、このライブを忘れたくないという想いからレポにして残すことにしました。

また、26日には善徳さんがツイキャスで今回のライブで演奏した曲の思い出やエピソードを語って下さったのですが、初耳&面白い話ばかりだったので、そちらの内容もメモ書きですが載せることにしました(リンクで飛べるはず?)。なので配信ライブのレポ&感想&ツイキャスで得た豆知識メモを、演奏曲順につらつらと書いてます。読み辛いところもあると思いますが、ご了承下さいませ。

《セトリ》
-SE-
TRUE××××
バニラ
-MC-
キミノヒトミニコイシテル
PEACE?
わがままロミオ
will
-MC-
そっと...
Be kind
-MC-
Just  like  me
ASIAN 「noir 」GENERATION
unforgettable memorise.
-MC-
ペーパードレスレディー
FAKE
あの花が咲く頃に
ネガポジ
-MC(短い)-
assorted lovephobia
Sad.
ガーリッシュマインド
いつか

アンコール:
-MC(めちゃくちゃ長い)-
Days.


■レポ&感想&ツイキャスメモ■

いつものSEが流れ、下手側から高井淳⇒ニノカタ⇒善徳さん⇒田澤くんの順に登場。

ドラムカウントで1曲目『TRUE××××』。
いきなり田澤くん飛ばし気味。『その翼に込めてぇ~~~』の『ぇ』をすんごい伸ばす。めちゃくちゃ伸ばす。間奏の半分くらいまで伸ばしてた。どうなってんの?その小さい体のどこからその声量が!?といつも思う。ほんと圧倒される。きもちいい。ライブへの期待値が上がる上がる。

この曲ではあんまりみんな動いていない。持ち場で弾いてるって感じ。このとき、サポートドラムのヤスオもちゃんとカメラに映ってることを確認。ヤスオのカメラは下手側から固定されてる。フォームがめちゃくちゃ綺麗だよねヤスオ。この曲ってにのっちがソロなんだよね。意外だけど(前もそんなこと思ったけどすぐ忘れる)。

*1


2曲目『バニラ』。え、もうバニラ?ここでバニラ??後半戦にもってくると思ってたので驚く。

Aメロのまだ静かなところでうさぎのようにステージを跳び跳ねて駆け回る田澤くんに高井淳も思わず笑ってる。最初のサビで4人が前に出てくるとこで『ヒャッ!!!!』と私から変な音が鳴る(心の喉笛)。ファンは不動で手扇子してる(たぶん椅子があるので位置は固定されてるっぽい)。もみくちゃになれないから平和なノリ。善徳さんがギターソロ弾いてる間、何故か善徳さんの後ろで膝立ちで目を閉じて合掌してる田澤くん。その田澤くんの後ろに立つ笑顔の高井さん(仲良しだなきみたちは相変わらず)。このとき田澤くんの衣装の袖に違和感...

*2

~MC~

バニラ終わりに最初のMC。しょっぱなから衣装の袖が破れて...と言いながら袖がふにゃふにゃになってるジャケットを善徳さんに向かってアピールする田澤くん。可愛いよ、と素っ気なくしかし軽快に返事をする善徳さん。しかも2回言う。

アッアーーー!!!!!

可愛いよきみたち可愛いよ。可愛いおっさんオブザイヤーあげたいよ。という心境になる。
『ツアーファイナルっぽいでしょ?このライブが終わる頃にはどんどん破けるくらいのエネルギッシュなライブにしたい』と真顔でのたまう田澤くん。

次は『キミノヒトミニコイシテル』。あまりライブでやらない曲なので、序盤に持ってきたことに驚く。途中大人しくなるところで善徳さんがアドリブでコミカルなフレーズを入れて、思わず歌いながら笑いそうになる田澤くん。あれはずるいな。あと、サビでシンセの音が大きく感じた。この曲シンセ入ってたんだ!?と初めて気付く(←今更)。

*3


その次は『PEACE?』。縦にぴょんぴょんしたりサビで手ワイパーするので、ソーシャルディスタンスでも盛り上がれる曲だと思った。イントロ終わりで善徳さんがまたしてもアドリブで突然カッコいいフレーズを入れる。え、今までそんな音入ってました?また次回もお願いしますね...。

最初のサビでまさかの田澤くんの歌詞が飛ぶ。でも善徳さんのコーラスパートが分かっておいしかった。そんな旋律なんですね。へえ。2番のAメロで『ごめんなさいね 歌詞が出てこない』とまさかの替え歌(ごめんなさいね、は元々の歌詞)。ナチュラルな替え歌だから許す(Waiveのライブバンドとしてのセンスのよさを感じる)。
間奏のベースソロで高井さん前に出てくる。この曲はラストのハモりが好きなんですけど、今日のハモりも素晴らしかった。田澤くんの声と善徳さんの声っていいんだよねー。声の種類は全然違うけど。ハモると1+1が100にも200にもなる感じ。

*4

そして次は『わがままロミオ』。Waiveの曲って、すごくキャッチーでポップなんだけど『どこか変』なんですよね。この曲なんてまさにそれだなと。Waiveらしさがめちゃくちゃ出てる曲ですよね。妙に壮大だけどコミカルさと可愛さも兼ね備えてて、ドラマチックな曲。サビだけ聴くとバラードかな?て思うけどめっちゃグルーヴィーだし踊りたくなる曲でもある。『なんだこれ?』て曲ですよね。しかもこれがシングル曲っていう...PVはストーリー仕立てでオチがあってよき。

*5

間髪入れずに『will』。わたしが個人的に『ジュ◯ィマリっぽい曲』とひそかに心の中で呼んでいる曲。チャキチャキしてて陽キャラな曲。この曲って10~20代が歌う内容なのに、40代になって歌ってもそんなに違和感ないんだよね...きみたち若者だねえ。

*6

~MC~

田澤くん『ライブだからそりゃあるよ。歌詞が出てこないとか』みたいなことを言う。そして田澤くんがさりげなく善徳さんのことを『杉本さん』と呼ぶので不意打ちの胸キュンで死にかける(あれはあかん)。ここで善徳さんも『実は田澤くんの音があんまり返って来なくて...』と告白(これは中音のことですね)。だから田澤くんが歌ってるのか歌ってないのかよく分からなくて、歌詞が飛んでることに即座に気付けなくて、でも様子が変だなと思ったらしい。なるほどね。ライブだからそんなこともあるよ、でも生配信だよね、みたいなことを二人でツッコミ合う(尊い)。

*7

田『色んなご意見あると思いますけど、縮こまった姿見せたくないやん(ファン拍手)。映像入ってるし、守りに入ってるおっさんの姿見したくないやん(ファン拍手)。攻めますよ。43歳田澤孝介攻めますよ(ファン拍手)。』

田澤くんが喋ってる間は田澤くんの顔ばかり映るのですが、元々昔から肌ツルツル&しわになりにくい骨格?してるけどさ...ほんと肌きれいなままだよねまじですげえ!童顔ってすげえ!!!(全身全霊で褒めてますよ)て心の中で吠える。

田『解散中のバンドなのにコロナ禍で勢力的に活動してる。Waiveで上京したのでWaiveは音楽人生の始まりでもある。再演も含めて、音楽人生の中でWaiveはターニングポイントになってる。コロナ禍でもグイグイ行こうという姿勢に気付かされた。いつも教わるのはこのバンド。』

そんな風にシリアスなMCをしている田澤くんの隣、善徳さんがカメラに映る。そして一言。

善『腹減った』
田『今言うことじゃない選手権一位!』

近所に焼き鳥屋がモーニングをやってたけどラーメン定食が出てきた...という話をする善徳さん。何故お腹がすいてるのか、の自己分析およびその理由と、次のMCでは何か食べないとステージが持たなさそう、とのこと。相変わらずテンポがよくて漫才のようにキレキレの善徳さんのMC最高ですね。

そしてそのままバラードセクションへ...

『そっと...』のイントロが始まる。善徳さんの手元がカメラに映るのですが、ギタリストの手って美しいよね...指の形がね...骨っぽいのがいいよね...造形美...ということばかり考えるのでよくないですね。

曲の最後のほう、田澤くんがほぼマイク通さずに歌ってるのがめっちゃ響いて圧倒される。この曲は染みるし浸るわ...

*8

そして『Be Kind』。えっ!?ライブでやるの珍しい!!と驚く。Bメロが素晴らしいのよねこの曲はね。マイナー調なんですけど、歌詞はすごく優しいんですよね。善徳さんって毒舌だしキツい言葉遣いだし無愛想だしちょっと恐いけど(ディスってませんし一応私は善徳ファンです...)こんな優しい歌詞が出てくるなんてギャップ萌えも甚だしいと言いますか、案外本質は可愛い人なんだろうなあ...と、この曲を通して思ったとか思ってないとか(ご本人には絶対そんなこと言えん)。

*9

~MC~

善徳さんは隣で食事中のためカメラには映らず(ステージからはけてたかも?)。田澤くんは客席のファンに向かって何度か下手側を『見ないで』と笑顔で注意する。

田『何回か前の再演からやっとWaiveでステージに立つことが楽しいと言えるようになった。思ってはいたけどそれが言えるようになった。』
田『色々あったけどそれも踏まえて楽しいと思えるようになった、結構凄い経験させてもらってるなと思った。』
田『(ニノカタさんは)今は違う仕事をしてるけど(音楽業界からは引退してる)、僕らが『やろうよ』と言えば来てくれるし何だかんだで弾けちゃうし凄いよね』

と、MCの流れで突然ニノカタさんを褒めたたえる田澤くん。そして軽くニノカタさんのメンバー紹介をすれば、前に出てきて両手を横に広げて目を閉じて顔を上げて光合成のようなポーズを取るニノカタさん。神々しいニノカタさん。あ、ニノカタさんってそういえばMIRAGEの人だったなあ...ということをふと思い出す。MIRAGEみが出てたよ。ありがとう。

そして何の説明もなくしれっと食事を終え突然ステージに現れて田澤くんに袋に入った惣菜パンを無言で押し付ける善徳さん。

田『今じゃないコレじゃない選手権一位か』
善『誕生日おめでとう、と思って』
田『はみ出るメンチカツバーガーを今渡す?』
善『この中で一番ケーキに近かったから』

うわあ胸キュン。これは胸キュンなシチュ。
突然訳わからんことしてこんなこと言われたらキュン死にするやつ!!恋に落ちるやつ!!こういうワケわからん言動の人に弱いんですよねわたくし...

田『オフマイクで、めっちゃええ声で“誕生日おめでとう”って言うからキューン!!スキー!!ってなった!』
田『今は(惣菜パンは)いらんけどスキーー!!ってなった』

と、のけぞって興奮する田澤くんカワイイ。今この瞬間この世で一番可愛い間違いない。そうだね、きみたち色々あったもんね...こんな冗談もめちゃくちゃ胸に染みるんですよね...

すると思い出したかのように、善徳さんから運営側への苦情が。

善『公式のTwitterがさあ、(今回のライブのことを)突然Wバースデーとか言うからさあ』
善『こないだまで(そんなこと一言も)言うてへんかったやんけ!て思って。あれ何?まじでええ迷惑やな思って』
(座り込んで笑う田澤くん)
善『既に完売してるイベントで何言うてんねん、て思って。配信チケットそんなに売りたいんかな、て雰囲気出してきよって』
(まだ笑ってる田澤くん)
田『あれ(公式Twitter)勝手にやられたん?』
善『勝手にやられてん』
善『我々なんてさぁ、日本のロック史に残るレベルの解散の仕方をしたバンドの一つなのにさぁ。それが“イエイ!Wバースデー!”みたいなさぁ』
(田澤くんずっとヒャッヒャ笑ってる)
田『WaiveのWはこのWでもある!みたいな?』
善『何やねん!そういうバンドちゃうねん!』
(田澤くんずっと笑ってるけど笑いすぎて笑い声が出なくなってる)
田『直近になって言うのおもろいわ~』

ここで1月に予定している渋公ライブは高井淳(1月生まれ)とにのっち(3月生まれ)のWバースデーをやるか!?と言う話に。

まさかWaiveからこんな話題が出るなんて...2005年の解散ライブに失望して悲しみに暮れながら会場を出た当時22歳の自分に教えてあげたい。いつか4人また集まって、あの最悪の解散のことも笑い話に出来る日がくるんだよ...ってことを。

そして話題はコロナ禍から元の生活スタイルに戻れるのか、という話に。

善『過去のライブ映像見たら引く』
田『引く引く引く』

スタンディングでもみくちゃになってて、今じゃ考えられないよね、今の様式に慣れてしまって逆にあんな風にぎゅうぎゅうになるの無理、て人も出てくるんじゃないの?という話に。

善『世の中のチケットの売れ行きが70%くらいダウンしてんねんて』
善『すごくない?70%ダウンやで?そんな仕事普通辞めるよね?』
田『数字の話だけするんだったら辞めるよね』
善『(今日の会場は)本来なら1200人入る会場やねんけど、(70%ダウンてことは)それが300人くらいになるってこと。渋谷REXくらいの会場。みんなの分かる規模にすると、そういう話』
善『逆に言うと、なんでWaiveこんなに人集まってんやろな。すごいね。訳わからんね。なんじゃこりゃ。』
田『(客席を見ながら)褒めてるんですよ』

ナイスフォロー田澤くん。
今回のライブは行政のガイドラインに沿った内容で開催されていると思われるのですが、ソールドアウトって何人いれてるんだろう?椅子入れてるからたぶん半分くらいかな?...という素朴な疑問が。

善『すべて謎じゃない?さっきも言ったけど“解散しているバンドがこのコロナ禍で最も勢力的に活動している”って』

現場によってはヘドバンNGのライブとかもあるらしい。イベントの規模によって色々制約が違うんだとか。

ライブを続けるために頑張ってるのはステージに立つ側じゃなくてお客さんだ(お客さんが守ってくれてる)、みたいなことを田澤くんが言う。素敵なお言葉だね...

そして田澤くんの『ナイスなベースで始めちゃって下さい』という合図でMC終了、次の曲へ。

ここから私の好きな3曲(本日のハイライト)が始まるのですが...

まずはツインボーカル曲の『Just like me』。これもあまりライブでやらない曲ですが、Waiveのダークサイド的な曲で、わたくしは割りと好きなんですよ。

*10

そして『Just like me 』からの『ASIAN「noir」GENERATION.』。どっちもベースから始まる曲ですが、この流れめっちゃいい。真っ赤な照明で始まる。個人的には『Just~』も赤のイメージだけど、キャラ被りを防ぐために『Just ~』の照明は別の色になったのかしらね...と、ここに来て気付く。

『ASIAN~』は田澤くんの歌がアドリブ満載。最後のAメロは田澤&善徳ツインボーカルがユニゾンになるんですけど、今回は田澤くんが突然ハモりを入れてきた!たぶんアドリブっぽい!始めて見た&聴いたけどめちゃくちゃいいなこのパターン!ゾクゾクする!『ASIAN~』も比較的ダークサイド寄りなWaiveが楽しめる曲でして、個人的に殺傷能力が高のですよ大好きです...

*11

確かコメットさんって亡くなってますよね...ということをふと思い出す。

そして『ASIAN~』のアウトロのベースがパタッと止まって間髪入るギターの1フレーズだけで分かる『unforgettable~』の存在感よ...(ため息)。

照明は白。赤い中に横から射すようなスポットの白が綺麗だしなんともいえん切ない。うわあ。イントロだけで涙が出てくる。

この曲は救いようがない歌で、すごく残酷な曲なんだけどWaiveでわたくしが一番好きな曲でもあります。ラストシングルのカップリング曲なので、リリースしたタイミングの心情にも重なって、こんなに悲しい解散なのに更に地獄の谷底に突き落としてくるような絶望感満載な曲。これから解散するタイミングで、辞めたいって言ってるメンバーにこれ歌わせるの!?ていう曲(それを言うならSad. の歌詞も全く同じ意味で更にえぐいな)。曲の構成はAメロとサビと間奏ギターソロだけ。シンプルだからこまっすぐに突き刺してくるっていうか。でも悲しくも美しい曲なんですよね...(しみじみ)。

*12

~MC~

そしてMCへ。ここのMCは話があっちこっちに飛ぶ(Waiveらしくてよい)。

田『腹筋割りたい?じゃあスクワットしましょう(~中略~)みんな腹筋割りたかったら腹筋するやろ?(~中略~)先、下半身です(先に下半身を鍛えないと腹筋つかないよ、という意味と思われる。そういえば田澤くんも昔からバク転したりとか、割りと体鍛えてるよね...)』
善『終わったら楽屋でそーゆーの撮ってTwitterとかに上げればいいねん。コレとは別でな。だってこれ配信で見てるひと筋トレ始めてもうてたら、ライブ見られへんねん』
田『それはそれでバカなの?てなるでしょ?』
善『田澤が!田澤が!なに曲いっとんねん!(こっちは筋トレしてるのに!)てなるでしょ』

そしてMC終わって『ペーパードレスレディ』。
イントロのギターはアドリブぎみ。
2番のサビで善徳さんギター弾きながら上手側をウロウロ徘徊。ウー!ハー!のところは割りと客席みんなやってる感じ。早い曲じゃないけどコロナ禍でも盛り上がれる系の曲ですね、ということを再認識。終わってピックをぶん投げる善徳さん。みんな楽しそう。

*13

そして次は『FAKE』。イントロの頭部分、善徳さんが前の方に出て手で煽るヤツをする。わー!よきよき!続けて高井淳もニノカタさんも前に出てくる。照明は暗めの赤。ヘドバンするひとはしてる。サビの手ワイパーで盛り上がる。ギターソロはスーパーニノカタタイム。ラストのジャンプも楽しそう。田澤くん声伸ばしはせず。

*14

そして『あの花が咲く頃に』。これは縦ノリでぴょんぴょん跳ねる曲なので平和。この曲もにのっちがソロなんですね。最後の『会いたい』の『い』をめっちゃ声伸ばしてそのままアウトロへ。アウトロまでずっと声伸ばしてたんですけどこの人(田澤くん)の声どこまで伸びんねん。すごすぎひん?ヤバくね?と会場のみんなドン引き(いい意味でね)してたはず。善徳さんも珍しく笑いそうになってた。

*15

『あの花』が終わってギターがジャーンって鳴って田澤くんがモニターに座るも、まだMCタイムではないらしく『あるよもう1曲』と田澤が言って『ネガポジ』へ(あとで分かったことだけど、どうやらドラムのヤスオ氏が曲の繋ぎ?をミスったらしい)。

『ネガポジ』はまあ『ネガポジ』でした!

*16

そして嵐のように『ネガポジ』が終わり、短い繋ぎのようなMCを挟む。

田『間違えるよね生きてたら』
田『正解ばかりがすべてじゃないさ』

ヤスオのミスを田澤くんがフォローしている模様。そしてそのまま煽り曲のセクションへ...


『assorted lovephobia』が始まり、Aメロで田澤くん仰向けに寝転がったりしてたけど、この時にどうやら自由に動きすぎてイヤモニが壊れたっぽい。アグレッシブな曲です。

*17

そして個人的に大好きな『Sad.』へ。
『Sad.』ってめちゃくちゃカッコいいんですけど、リフの歪みとか最高ですけど、コレって解散がなかったら出来なかった曲だよね...と思うとめちゃくちゃ切ない。当時のインタビューでは解散は関係ない、こんな曲もやれるよっていうのを言いたかっただけ...みたいなことを言うてた気がするのですが、どう聞いても歌詞の内容が解散にリンクするんですよね...こんな名曲が生まれたのならあの解散にも意味があったのかもしれんなと思いつつ『いやそんなことは...!』と葛藤する自分もいるとかいないとか。照明が真っ赤⇒サビでパーンと青白くなるところが好き。田澤くんの伸びやかなボーカルが気持ちよくて、伸びれば伸びるほど絶望感と悲しい気持ちが広がる。そんな曲。すき。

*18

Waiveのアルバムの中では(って言っても約6年間の活動の中でリリースしてるフルアルバムは3枚なのですが)、わたくしはラストの『HURT.』がぶっちぎりで一番好きなんですよ。解散はトラウマですが、解散キッカケで生み落とされた作品は一番愛おしいです。


そしてWaiveド定番の煽り曲『ガーリッシュマインド』。イントロ前の煽りで善徳さんから殺気オーラが出ててニヤニヤした。あー。この表情を見たかったんですよ!!!やっぱり善徳さんは殺気立ってないとね。ありがとうございます!!!

田澤くんの歌い方がかなりアドリブ入ってる。楽しいんだなーというのが分かる。声だけじゃなくて魂が伸び伸びしている感じ、する。こんな田澤くんをWaiveで再び見れる日が来るなんてね...(しみじみ)。綺麗に歌おうとせず感情のままに歌を操る田澤くんは終始輝いてて素敵でした。あー。ええな。ライブってこうだよね...バンドってこうだよね...音と音のぶつかり合いだよね...戦場だよね...だから参戦っていうんだよね...という感覚を再認識する曲でした。

煽りパートではニノカタさんの膝が悲鳴を上げそうになる(お疲れ様でした...)。最後の煽りのターンでは善徳さんがギター弾かずに煽っててたまらんかった。ありがとうありがとう...

*19

そして『いつか』のイントロが聞こえてくる。『ガーリッシュマインド』後の『いつか』って清涼飲料水だと思っているんですよね(わたしが)。暴れすぎてしんだ後にこれ飲んで回復するやつです。

ぬけがらになりつつも会場を見回しながら歌う田澤くんが何とも言えない爽やかさ。上手側では高井&ニノカタが向かい合って仲睦まじく弾いている(こーゆーシーンが他の曲でもちょいちょいあった)。田澤くんの声が聴こえなくなったら善徳さんがコーラスパートでもないのにコーラス入れてくるの、すごくよかったし(あれは完全にアドリブだな)善徳さんも高井さんも『泣いてんの?』ていう顔をしてた。最後のとこ、善徳さん燃え尽きて声出てないし、でもそれがめちゃくちゃよかった。美しかったの。客席声出せないしモッシュも無理だけどめちゃくちゃ熱いライブできるやん!て思った瞬間だった。

『いつか』が終わって本編終了。会場が暗転してアンコールの拍手が始まるのですが(声はまだ出せないので手拍子オンリーイベント)、この時点で配信の残り時間が1時間8分もあることに気付く。え...どゆこと。まさかこのあと1時間MCが待ってるのかな...?(予感はおおむね当たった)

アンコール始まって10分くらいして会場が明るくなり、ツアーTに着替えたメンバーがわらわらと出てくる。

(スタッフから)物販の宣伝をしろって言われたから...と善徳さんがタオル、Tシャツ、卓上カレンダー、パンフレットの説明を、実物を客席およびカメラに見せながらする。特にパンフレットとカレンダーに関しては『なかなかないやろ、こんな、おっさんがカッコつけてるだけの写真』『俺ら、年齢の割りに若く見えるから』等のたまう。そうですよね。善徳さんなんて公称800歳ですからね!見た目すごく若いよ!

そしてダブルバースデーのケーキが運ばれてくる(あとでケーキの様子は公式Twitterに上がっていた)。しかしケーキがステージ上で食べられることはなく、しれっといつの間にか下げられてしまう。

*20

ちなみにケーキが下げられる前だったと思うのですが、何と高井サンからお2人に誕生日プレゼントが渡されました!善徳さんは中身を見るなり『テ◯ガ?』と真顔でボケるし、田澤くんは『デ◯マ?』と聞いてくる。あなたたち...相変わらずデスネ...(昔からう◯この話でめちゃくちゃ盛り上がる系男子達)。実際にはマッサージ系の道具でした。しかも田澤くんはボーカリストの職業病でもある坐骨神経痛もちらしく(初めて聞いたよこのエピソード)、それに効く道具と知ってとても喜んでました。善徳さんも『俺のこと分かってるね~』と高井サンに向かって言ってたのですが、それを聞いていると自然と目頭が熱くなりました。というのも、普段の言動から善徳さんが高井サンのことをどう思っているのかが一番分かりにくいので、気になるんですよね...(メンバー不仲による解散にトラウマがありすぎるオタク)。

そしてアンコールは『Days.』1曲のみで終了。この曲は数年前の再演後に会場限定でリリースされた新曲ですね。解散してるのに新曲出すバンド(昔の未発表曲ではなくて書き下ろしの新曲)ってなかなか居ない気がする...とても素敵な、ポップなWaive王道曲です。これも配信に入れて欲しいなー。CD持ってるけどサブスクでも聴きたいんですよね(贅沢な悩み)。


《まとめ》
とりあえず26日までのアーカイブ視聴は『Just like me 』『ASIAN ~』『unforgettable ~』のターンをエンドレスリピートしてました。

Waiveを追いかけてた期間は短い...と先程書きましたが、オフィシャルサイトのバイオグラフィー(https://www.waivewaive.com/biography)と、過去に書いたブログ(まだ残ってた!ライブレポを残すことの大切さを改めて思い知る)から調べたところ、どうやらわたしは再演後も含めてWaiveのライブは少なくとも20本行ったことがあるらしいのです。関西でライブがあればなるべく行ってましたからね(チケット激戦の1129の日は1度も当選したことがなかったので行ってないのですが...)。

しかし今回のツアーは、そんなWaiveにハマって以来わたしが初めて行けなかったツアーなのでした。せめて配信でも...と思っていたところ配信があることを知り、そしてその配信で見たライブが最高すぎたので、記録用にレポにして残すことにしました(ツイキャスで善徳さんが言うてましたが円盤化はしないそうです)。

またいつか、Waiveのライブに行ける日が来ることを願って。

*1:11/26の善徳さんツイキャスメモ:善徳さんは『TRUE××××』で1曲目が始まることについて『古っ!!!って思う』と言っててあまりオススメではなさげ。わたしは1曲目これで始まるの、好きなんですけどね!勢いもあって。

*2:ツイキャスメモ:この曲は1stアルバム『INDIES』のリード曲でPVも撮った曲だが事務所は『One』をアルバムのリード曲にしたがってた。事務所はWaiveにはちゃめちゃした感じは求めてなかった。でも善徳さんは『バニラ』をリード曲にしたかった。『バニラ』の原曲は20分で作ってて、バンドで作った感があった。Bメロからサビに行くときの転調がメチャクチャ。あれをOKにできたのは若さゆえ。『バニラ』のそこがいいところ。今の『バニラ』はよくないよね。ピークを越えた感あるよね。今はスタンダードな曲になってしまったから。Waiveって決まったことをやるのは似合わない。常に違うことやってるのがWaive

*3:ツイキャスメモ:『キミコイ』をあまりライブでやらない理由が明確にある。曲と自分たちのテンションが合わない。

*4:ツイキャスメモ:『PEACE?』に関してはあまりツイキャスでは触れてなかった気が...

*5:ツイキャスメモ:当時は新曲を録ったら事務所の社長宅でそれを聴く風習があり『わがままロミオ』は社長からダメ出しがあった。違うディレクターが来て歌を録り直した...という記憶がある。二軍ではないけどエースではないよね、という曲。でも2016年くらいのライブからこの曲いいなと思えるようになった。おしゃれな曲やな、と。

*6:ツイキャスメモ:willのイントロのギターはいつも『こうやったかな』と思いながら弾いてる。『わがままロミオ』の終わりではwillのイントロのことばっかり考えてる。

*7:ツイキャスメモ:自分のイヤモニに何の音を返してるのかについても触れてくれた。善徳さんは自分のギターの音、クリック、ドラムのキックとスネア、自分の声、らしい。そして右耳はイヤモニ外してるから外の音が入ってくる。でも聴いてるのはイヤモニだけ。ドラムの音に関しては、昔はキックは聴いてなくてその代わりにハイハットだった、とのこと。ほえ~

*8:ツイキャスメモ:『そっと...』の歌詞はスタジオのロビーのソファーで書いた。曲はもう録り終わってたけど歌詞がまだ出来てなくて。当時のレコーディングはそんなことばっかりだった。歌詞をギリギリに書き終わることが多かった。

*9:ツイキャスメモ:この曲に関してはあまりツイキャスでは触れてなかった気がしますね...

*10:ツイキャスメモ:『INDIES』のアルバム録音曲では一番最後に録ったやつ。めっちゃ変なことをしたい、と思って作った。だから善徳さんのボーカルパートの出だし『僕の名前~』はちょっとコミカルな音程の声で録った。今ではもう出来ない。どうやってるのか分からない。ライブでやる時も、どこまで当時に寄せたらいいのか分からない。2016年や2019年は悩みながらやったけど今回のはよかった。

*11:ツイキャスメモ:『ASIAN~』は田澤くんと歌詞は共作ってことになってるけど田澤くんは最初の“偽りの”しか出てこなくて、それで一緒に歌詞書こうか、ってなった曲。もしかしてこのひと(田澤くんのこと)あかんのちゃうかなって思った。そこから誰かに頼るってのをやめた(この辺の話は解散発表時の雑誌インタビューでも同じこと言ってましたね)。解散ライブはスタッフがめちゃくちゃがんばってくれた。俺らだけじゃ出来なかった。コメットさん(スタッフさん)とマーベリックの加藤さん(スタッフさん)がいなかったらもっとWaiveの解散は悲惨だったと思う。解散ライブが出来たのはスタッフのがんばりと愛情。

*12:ツイキャスメモ:『ASIAN~』と『unforgettable ~』の繋ぎにはこだわった。照明とか。ここが今回のライブの肝だったんじゃないかな、とのたまう善徳さんの言葉に墓に埋もれそうになるわたくし...自分が“今日のライブのここが最高オブ最高だったぜ!!”て直感で思ったところとメンバーのそれが一致するってすごくないですか?ツイキャス聞きながら震えましたね...きっとキモチワルイ顔しながら聞いてましたよね...ありがとうございました...

*13:ツイキャスメモ:『ペーパードレスレディ』はギター1ヶ所も決まってない。すべてアドリブで弾いてる。今回のライブの『ペーパードレスレディ』の入りで(田澤くんが)めっちゃ煽っててびっくりした。そんな曲!?(煽り曲じゃないでしょ)て思った。次『FAKE』やと思ってるんかな?と思った。でも(『ペーパー~』で煽るスタイルは)めちゃくちゃキテると思った。ドキドキしたね。やべーと思った。わろてもた。田澤くんはずっとこの曲が一番ヤバイな、天才やなと言ってる。田澤くんは『ペーパードレスレディ』が好き。他の現場にはない曲だよね。

*14:ツイキャスメモ:『FAKE』はギターソロがにのっちだけど、にのっちがギターソロ弾くとき不安。(ニノカタさんの技術面というよりも)イヤモニにニノカタの音を返してないから、聞こえないから不安ってのもある。

*15:ツイキャスメモ:『あの花』のサビのギター難しい、とのこと。善徳さんでも難しいって思うことあるんやね。割りと何でもそつなくこなしてるイメージあるので、それを聞いてわたしは新鮮な気持ちになったとかなってないとか

*16:ツイキャスメモ:この曲に関してツイキャスでは特にエピソードなし...だったような...

*17:ツイキャスメモ:今回の『アソーテッド』早かったよね。『ネガポジ』のミスに引きずられてたのかも。『FAKE』はクリックがあるのでテンポが決まってる。でも『アソーテッド』から『いつか』までのゾーン(つまりラスト4曲)はクリックなしでやってる。

*18:ツイキャスメモ:『Sad.』は発表した当初ファンの方々から曲がクソだと言われた。歌詞のこともあって。受け入れてもらえる曲になってよかったね(と今では思う)。Aメロで謎のラップみたいなのがあってBメロも歌っぽくなくて手抜き曲みたいな扱いになった。歌わせろよ、とか(ファンから言われたりもした)。でも自分的にはカッコいい曲がかけたと思ってた。『Sad. 』は日暮里のスタジオで録った。田澤くんと(善徳さんの仲が)激烈にダメだった頃だった。『HURT.』(ラストアルバムで『Sad.』が収録されているCD)のレコーディングのことは一生忘れへん。

*19:ツイキャスメモ:1stアルバム『INDIES』を録るとき『いかにキテるか』てことを考えてた。だから『ガーリッシュマインド』は不協和音だらけ。音楽的に(コード進行とか)メチャクチャなことをやってる。『INDIES』のプロデューサー・サトウノブヒコさんは音楽的にやりたい(音楽理論に乗っ取った曲作りをしたい)と思っている人。『ガーリッシュマインド』はサビとか『音程的に何なの?』ていう曲で色々指摘された。実はコード進行はメジャー。

*20:ツイキャスメモ:こんなにケーキの扱いがぞんざいなバンド、他にある?みたいなことをツイキャスで言うてた