【ドラマ】ザ・シェフの感想文など(2)~これは味沢さんじゃない、味沼さんだ~

こんばんは。

今回はかなり書き散らかした、散文的な文章になってます。読みにくいかもしれません(そして内容が非常に腐ってます)。

あと、ネタバレをおおいに含みます。そのため、『もうドラマを見たことがある』『ドラマを見たことはないけどネタバレOK』という方以外は見ないことをオススメします。それでもうっかり見てしまい心が傷付いても、わたしにはどうすることも出来ませんので、星空でも見上げて、いつまでもそんな優しいままの貴方様でいて下さいませ(訳:ネタバレに関する苦情は一切受け付けませんので予めご了承下さいませ)。


前回の記事↓
https://since202103.hatenadiary.com/entry/2021/10/24/235042


さて、シェフのドラマの感想文第2段を書くにあたり、1つ謝らなければならないことがあります。

前回のブログでは確か、ドラマ『ザ・シェフ』の第1~4話を見て感想文を書いた...と言いましたね。わたしもそう信じて疑いませんでした。しかし、この時のわたしは嘘をついていたことが判明しました。

なんと、わたしが前回のブログを書いた際に見たのは第1~4話ではなく、第1~3話と第7話だったのです。


...エエエΣ(O_O;)!!ヽ(゚д゚ヽ)(ノ゚д゚)ノ!!



いや、おかしいと思ったんですよね。
1話完結型とはいえ、ストーリーの流れみたいなものはあるので。回を追うごとに主要メンバー3人の関係性がより深まっていく感じとかね。

わたしは第3話を見たあと第7話を見て、そのあと第4~6話を見たのですが、第7話で味沢さんが太一に向かって『お前は私の一番弟子だ』って言ったのに第6話で『お前を弟子だと思ったことはない』って言ったので『味沢さんどゆこと??あんなに熱い愛の告白だったのに...あれは嘘だったの?太一の純粋な乙女心を弄んだの??味沢さんひどい男...なんてひどい男オブザイヤーなの...サイコパスにも程があるわよまじ笑えない...』と愕然としました。

で、第6話を見たあと次の話を見ようとしたら見覚えのある話(つまり第7話)が流れ始めたので、そこでようやく私の見る順番が間違っていたことに気付き、もう笑うしかなかったですね...

ごめん味沢さん。ひどい男オブザイヤーとか言ってごめんわたしが間違ってた...記憶を消してもう一度第1話から第7話まで、まっさらな頭で見たい。そしたら第7話の感動もひとしおだったんじゃないかしら...と思って悶々とする日々です。

それでは無事謝罪が済んだので、本題の感想文を書きますね。今回は味沢さんの料理に対する思いと、味沢さんのパーソナリティーを話す上で避けて通れない柏木に対する思いと、大好きな第6話&第7話についての考察を書きました。あくまでも1個人の考察ですので、軽く流す感じで読んでいただけると嬉しいです!


■味沢さんの料理および柏木に対する想いについて■

現時点で8話まで見ましたが(全9話迄なので残すところ最終話のみ)、ここまで見て、味沢さんがどうして料理人になったのか、詳しいことやバックボーンはあまり詳しく語られていませんでしたね。過去の生い立ちもわりとあっさり目で。

味沢さんは天涯孤独で、料理の道に進み、なんかよくワカランけど師匠からも破門されて、一人で流浪の料理人として生きる道を選びました。いつも無表情(しかし顔面はすごくいい)で口数も少なく、自分について語ることはない味沢さん。誤解されても気にしない味沢さん。でも、料理人としてのプライドは間違いなく持っているし料理をめぐるシーンを見ていると『どんな料理人になりたいか』『どんな料理を作りたいか』という自分の希望や理想よりも『依頼人の望む料理を作ること』『料理を食べてもらうこと』にこだわっているように見えました。

見た目はイケイケだけど実は無我で無欲な味沢さん。だからこそ第8話のセリフ(食べること、生きることがどういうことかを説くセリフ)が重く聞こえました。料理にかける味沢さんの熱い想いが画面を飛び越えて視聴者にも伝わって来たような気がしました。シンプルなことって相手に正しく伝えることが難しいですね。発信者に説得力がないといけないから。でも味沢さんには説得力があります。何故なら、5年前からずっと柏木の業を背負って料理人として生きてきた事実があるから。料理に心身を苦しめられた過去を持つけれども、同じくらい自分の料理に使命感と生き甲斐を持っているのでしょうね(決して言葉には出しませんけど仕事への姿勢を見ているとなんとなくそれを感じる)。そして自分の料理に並々ならぬ自信がある(催眠術の回とかそう)。王道の道からは逸れて生きているけど、料理の前では嘘はつかないし、料理に対しては常に妥協しない味沢さん。料理を通して自分の生き方を魅せつつ、あり得ない困難の中でも、これでもかという位のビジュの強さで華さえも添えてしまう味沢さんまじ罪な男デスネ...

味沢さんの料理へのこだわりは、自分がプロの料理人だから、という理由の他にも、柏木への想いもあるのかもしれないな...と思う瞬間が多々あります。

きっと味沢さんは、柏木のことがあって、自分を責めたりもしたけど、同時に目標も見失ってしまったんだと思います。でも自分には料理しかできないし、料理を作り続けることで、柏木がどうして死を選んだのか、という柏木の死の真相にたどり着こうとしたのかもしれませんね。

てか、料理対決で自分が勝ってしまったから相手が死を選んだとか重すぎでしょ...しかも目の前で亡くなるとかさ...PTSD確定案件でしょ(実際に味沢さんは第4話で柏木の幻覚を見てる)。きっと味沢さんには理解できなかったのでしょうね。柏木が死を選んだことが。そして今も理由が分からなくて、でも柏木のことは唯一の親友と言っていいほど慕っていて、忘れられなくて、だから苦しくて。

柏木は味沢さんにとってパンドラの箱だけど、同時に大切な思い出でもあると思うんですよね。柏木はもう居ないから、どうして死を選ぶ気持ちに至ったのかは知るよしもありません。だからこそ柏木の気持ちを知りたくて、料理を続けているのかもしれませんね。健気...


味沢さんは家族同然の大切な友人に対して、自分のせいで死を選択させてしまった負い目から心を閉ざしてしまい(後にママさんが遺書を持っていることが分かり、柏木は味沢に負けたから死を選んだ訳ではなく最初から死ぬつもりだったことが視聴者に分かる)、誰にも頼らず、自分の感情を相手にうまく伝える方法も分からず、孤独な料理人になってしまったのかもしれませんね。

おそらく元々味沢さんはナイーブな性格なんだと思います。柏木のことは慕っていたけど、失ってしまってからは目標を見失ってしまい、あまり場に執着することをしなくなり、気付けば流浪の料理人になってしまっていたのかな?

それとも、もう何も背負いたくないから店や立場には執着せず、流浪の料理人になったのかもしれませんね。

柏木さんを見殺しにしたことを否定しないのは、諦めているようにも見えますね。違うと言ってもその場に居て助けられたのは味沢さんしか居ない訳で。そんな状況で何を言っても説得力ないな...と思ったのかもしれませんね。きっと散々、色んなこと言われたんだろうな...それで噂に耐えられなくなって流浪の料理人になったのかもしれませんね?まあ、流浪なのは味沢さんなりの美学があるのかもしれませんけど。

味沢さんが自身の腕に付いた傷を隠してるのは、柏木が味沢さんに刃物を向けた事実を隠すためなのかもしれませんね。亡くなっているとはいえ、知れてしまったら柏木にとっては不名誉なことになりますもんね...
傷のことを言えば自分の身の潔白を正当化出来るのに、柏木の名誉のためにそれをしない味沢さん健気すぎる...推せる...
もしくは、柏木が自分を傷付けたという事実を受け止められず、誰にも話せないのかもしれませんね。だって柏木は特別な存在ですからね...いずれにせよ健気...味沢健気...


■第6話と第7話について~そして味沢から味沼へ~■

第7話ではいつもの北村グループの手によって、太一は催眠術にかかって味沢さんを殺そうと刃物を持って襲ってしまうのですが、術が解けた太一は自分の言動を泉から知らされ愕然とします。無意識のうちに味沢を襲った自分が恐くなり、家を飛び出し、わざわざ実家のようなところに戻って自分を縛ってくれとか言い出し、その場に居たみんなをドン引きさせます(太一すごいよその発想きみのことなめてたよあんた最高だよどんだけ味沢さんのこと好きなの...?)。

しかし料理対決現場の厨房でも催眠術にかかってしまい、味沢さんを殺そうとする太一に向かって味沢さんがイケ散らかしながら言った殺し文句

「お前はわたしの一番弟子だ!」

を聞いた途端、感動に震えながらゆるゆると自我を取り戻す太一。なんだこの一部始終は。まるで『愛の味沢劇場』ですね。わたしたちは一体何を見せつけられているの...?(いいぞもっと)

殺しに行ったら逆に味沢さんに(イチコロ的な意味で)殺されてしまった太一くん。味沢さんのあの120%美貌しかない顔面であんな熱いセリフを胸ぐら掴まれながら言われたら催眠術にかかってる場合じゃないよねまじで。早急に意識を戻して味沢さんのセリフを反芻しないとね。もったいないよね。だってあんな口べたな味沢さんがねぇ...ストレートに愛を伝えてるんですよ?

第6話で味沢さんから「(お前を)弟子だと思ったことはない」って言われた太一は情緒不安定になり「俺、先生の何なんですか!?」てメンヘラ彼女みたいなセリフ言ってたのにね。まさかこんなこと言われるなんてね。これは味沢さんから太一への、愛の告白ですよ。おめでとうございます。さあ、味沢さんと太一くんのお二人で思う存分あの鐘を鳴らして来て下さいませ!!

味沢さんも、普段そんな風に太一のこと想ってたのね隅に置けないわねフフフ...


で、その第6話についても軽く触れておこうかなと思うのですが...(話が前後してスミマセン)。

第6話では味沢さんに弟子だと思われてないことを知りショックのあまり家出をしてしまう太一。泉は心配するものの、やる気があるなら帰ってくるはずと言い放ち、余裕の態度のスパルタ味沢さん(この辺、口べたゆえ冷たいことしか言えないのに言葉の端々になんだかんだ太一くんのことを想っていることがにじみ出てまあまあエモい)。そして『料理とは教わるものではなく自ら学ぶものだ』とのたまう味沢さん。きっと味沢さんも、お師匠からそうやって学んだのでしょうね...柏木と共にね...ううっ...(腐った涙が頬を伝う)。

その後、なんだかんだあって料理人の自覚が芽生えた太一は、人手不足で困っていた味沢さんの料理対決の現場に駆け付けます。『俺には料理しかない』と言って私服のまま厨房に現れます。

『弟子だと思われなくても、料理ってなんなのか知りたいんです!』と純粋なワンコの瞳で訴え掛ける太一。

すると、いつものトランクを開け、無表情で太一に向かって白いコックコートをぶん投げる味沢さん。そのコックコートの胸元にはアルファベット大文字で太一の名前(TAICHI)の刺繍が...

えっ。これ、あの不器用&無愛想男でお馴染みの味沢さんが用意したんですよね?太一が家出したあと、どこかで刺繍入りのコックコートをわざわざオーダーしていつも持ち歩いてるトランクに入れて、いつ戻ってきてもいいように...ていうか戻ってくることを確信してこんなことしてるんですよね...?胸元に刺繍でTAICHIと入れてくださいって味沢さんがオーダーしたんですよね?あの唇がそう言ったんですよね?その事実がエモすぎてわたしは気絶しながら砂糖を吐くしかない...わたしたちは一体何を見せつけられているの...?(本日2回目)

視聴者と共に刺繍を見つめながら呆然とする太一。そして、味沢からのサプライズプレゼントを手に取り喜びをあらわにし、笑顔でブンブンしっぽを振り回し忠犬と化す太一(もう太一じゃなくて犬一に改名したらいいのでは?)。

そんな犬一...もとい太一の犬っぷりを静かに受け止めつつも、料理の手は止めずにちょっと目配せして『ぼやぼやするな』とクールに、ぶっきらぼうに呟く味沢。ここでOh!!のドギャンというイントロが鳴り響く(キマッタ...)。

なんなのこれ。ノロケかよ。一生やってろ(まじでありがとうございますスタッフとスポンサーの皆様に圧倒的土下座感謝...)。

なんだかんだ言って太一くんのことちゃんと気にかけてて不器用ね...みたいなセリフを味沢に向かって独り言のように呟く泉。ああ泉はいつも視聴者(主に腐女子)の心の声を代弁してくれる。アザマス!!

泉の言う何気ないフォローの一言が、味沢さんを『やなヤツ』から『実はいいヤツ』という印象に変えてくれることが多いんですよね。ほんとありがとう泉。泉は味沢にとって仕事のサポート役であり、仲間であり、時には母の顔をしたり、恋人のような振る舞いをしたり、友人の立ち位置にもなる...万能なオールラウンダーですね!ありがとう泉。

...さて。とっ散らかった文章で申し訳ございませんでしたm(_ _)m

次回は最終回を見てから書こうと思ってます。見れるのかな。ドキドキハラハラ。

味沢もとい味沼はとても深いですね。