脳内ヴィジュアル系

好きなもの(主に音楽)への想いや出来事を、後日見返すための記録用として書いてます。

【記録用】DIR EN GREYサブスクチャレンジ【3】(100/298?)

DIR EN GREYのサブスクがほぼ全曲解禁されたので曲数の検証も兼ねてもう一度イチからDIRさんを聴き直そうという思い付きで始めた投稿の続きです。ちなみにサブスクはApple Musicを使用しています。あくまでも個人的な記録用の文章です。

シングル&EPのカテゴリーを前回聴き終えたので、今回はアルバムから...


■MISSA
発売日:1997年7月25日
収録曲( 霧と繭 / 「S」/ Erode / 蒼い月 / GARDEN / 秒「」深 )
DIRさんの初音源のミニアルバムです。
記念すべき一曲目が、歌詞が過激すぎて別バージョンを作ることになった「霧と繭」っていうね...今改めて見ると何やら因縁のようなものを感じますね...(以降もDIRさんは何度も規制との攻防を繰り返していますので)

この「霧と繭」は、あくまでも「惨劇の夜」のCD用であり代打っていう印象です。実際、当時のライブでも「霧と繭」ではなく原曲の「惨劇の夜」を演奏していたような記憶があります(雑誌のライブレポで見た情報)。でも「霧と繭」の歌詞も好きですよ。一曲目でいきなり死人が出てるやん!て思いますけど当時はこういう歌詞が流行ってましたね。今はあまりダークな世界観のバンドっていない気がしますけど、当時はね...そういうダークなバンドばかり所属しているレーベルもありましたし。

あと、この作品のポイントは何と言っても蒼い月→GARDEN →秒「」深、の流れですね!蒼い月が昔は煽り曲だったという事実を思い出して震えてます。いやセンス...これで煽り曲?まじで?速くないけどどうやって煽るの?て思いますけどBlue & Dieのところでお客さんと延々とコール&レスポンスするんですよね。曲聴いただけじゃ想像できないですけど、ちゃんと煽り曲になってるんですよ。不思議な魅力がある曲です。この変拍子もコロコロ変わる展開もたまらないですよね。

それから、全体として曲のバランスや順番がいいですね。2曲目に「S」が来るところとか、Erodeからの蒼い月の流れもすごく好きです。歌や音は粗削りなところもあるけど、初音源にしてはすごくまとまってて、バンドや事務所の『このスタイルで売っていくぞ!』という本気度や気合いのようなものを感じます。CDのアートワークも曲と合ってて最高ですよね。

実はこちらの作品、何度も再版されてるんですよね(あまりアナウンスされた記憶はない&最近知った)。だからやっとサブスクで聴ける!ていう人も多いんじゃないでしょうか。ありがたいことですね。

次回からはメジャーデビュー後のアルバムを書いていく予定です。あ、やっと100曲なのね...