脳内ヴィジュアル系

好きなもの(主に音楽)への想いや出来事を、後日見返すための記録用として書いてます。

【記録用】2023年11月23日舞台チョコレートドーナツ大千秋楽&Waive大阪公演 ~最後の舞台に挑む二人の推しについて~

...なんだかタイトルが長くなってしまいました。

 

さて、今日は舞台チョコレートドーナツが大千秋楽ですよ。10月8日に東京のパルコ劇場から始まって、今日11月23日(祝)に愛知県Niterra日本特殊陶業市民会館 フォレストホールで最終公演を迎えます。13:00から開演です。

 

主演の東山さんは年内でタレント活動を引退する予定なので、これが舞台俳優としての最後のステージになるのだと思われます(現状はね)。引退の理由は所属事務所の社長を継いで(創業者の姪である前社長が社長を辞任したため)、創業者から性被害にあったと訴えている方々の補償業務に専念するため...であり、所属事務所は補償業務を終えたら廃業することを表明しているため、何年先になるのかは分かりませんが、いつかその役目を終えて心身共に元気であり、ご本人がまた表舞台に立ちたいと思って下さり、それに協力&賛同して下さるスタッフがいてくれたら現場に復帰する日も来るのかもしれないな...と思っています。何より「もうタレント業をやりたくないから辞める」ではないので、ファンとしては現役復帰に夢や希望を持ってもいいよね...夢を見たり希望を持ったりするのはファンの自由だからね...そうしないと生きるのが辛いからねファンも人間だからね...と勝手に思ってます。

 

男闘呼組の復活の件もそうだけど(他のバンドでも同じですが)、どんなに周りが復活を望んでスタッフがそれを持ちかけても、当の本人が「やりたくない」と言ったら実現しませんからね復活は。つまり「やりたい」と本人がいつか想ってくれたら、それが実現できる環境が整っていたら、それは夢ではないのかもしれません。

 

だから、いつの日か色んな巡り合わせがあり、タイミングがあえば、またステージに立つ東山さんに会えるのかもしれない...とささやかな淡い期待を持ちながら、明日からも生きていこうと思います。いつ呼ばれてもステージに立てるように筋トレなど日々の鍛練を怠らない東山さんから学べることは、ファンに出来ることはそういうこと(復帰の希望を持ち続けて、いつ復帰しても応援できるようにアンテナを張りつつ自分自信も健康でいること)なのかな...と、勝手に思ってます。

 

で、そんなことを言ってるわたしはアイドルのオタではなくバンギャなのですが、今年はもう一人、わたしにとって大切な推しが人生の大きな決断をしました。その推しとは、Waiveというバンドのリーダーの杉本善徳(すぎもとよしのり)さんで、自身の作ったバンドWaiveの年内復活と2025年の日本武道館公演を以って解散することを同時に発表しました。

 

善徳さんは2005年にWaiveが解散した後、杉本善徳としてソロ活動はしていますが、バンド名義での活動はしていません(ソロ活動のステージは音源を流しているのではなくバンド演奏ですが、CDもライブも善徳さん名義で行っており、CDのジャケットも善徳さんのみが写っており、バンドのメンバーが写ることはないです)。奇跡的にWaiveが再演したあとも、もうバンドはやりたくないと言っており「バンドのギタリスト」としてステージに立つのはWaive以外には無いという趣旨のことも何かのインタビューで読みました。

 

そんな風にWaiveにこだわり、Waiveにとらわれ、Waiveを大切に想ってくれている善徳さんを見て、トラウマレベルの悲惨な解散だっただけに、ファンとして少し救われたような気がしました。

 

で、善徳さんのソロ活動ですが、ソロアルバム2枚目辺りからちょっと音楽的にわたしの好みに合わなくなり、かつ好きだった「攻めてる善徳さん」を感じられなくなったので、少し距離を置いて活動を見守っていました。でもWaiveの再演は必ずライブに足を運ぶようにしていました。

 

そんな善徳さんがWaiveについて、今までに何度かあった一時的な再演ではなく、バンド自体を復活させ、そして2025年に解散させる...という発表を今年ぶちかましました。しかもラストライブの場所は日本武道館ですよ。えっ...ど、どゆこと??いまの動員だと全然埋まらないですよ?ああそっか...また本気でバンドやるってことなんですね...本気で再結成するんだな...守りに入ってない、あの殺気立った、ずっと見たかった「ギラギラした善徳さん」「攻めてる善徳さん」をまた見れるんだ...そしてこれが「バンドのギタリスト」としてステージに立つ善徳さんの最後なんだ...と思うと、嬉しいと悲しいの両方が押し寄せて情緒がぐちゃぐちゃになりました。

 

正直、善徳さんがWaive以外のバンドでギタリストとしてステージに立つ姿も見てみたい...という気持ちもあります(どちらかというと怖いもの見たさで)。でも、Waive以外にバンドをする気はないと言っている善徳さんが、もうWaiveをやるのはこれが最後とうたって再結成をしたのです。

 

つまり2025年の武道館公演が終わればバンドのギタリストとしてステージに立つ善徳さんを見ることはもう出来ないということであり、バンドのギタリストとしてステージに立つのはこれが最後ですよって言ってるのと同じやん...ということに気付いてしまい、ガチでショックだし悲しいのですが、本人が決めたことだし、あとはなるべくライブに足を運んでその勇姿を目に焼き付けるしかないなと思ってます。

 

ソロ活動でセンターに立って歌いながらギター弾いてる善徳さんよりも(ソロもいい曲沢山あるけどね)、Waiveのギタリストとしてステージに立って不機嫌な顔したり殺気飛ばしたりくるくる回ったり田澤くんのハイトーンに絶妙なコーラスを乗せる善徳さんが好きなわたしは......こうして好きな善徳さんの名場面を思い出しているだけでわたしは......思考不能に......

 

そんな今日(11月23日)はWaiveのスーパーボーカリスト田澤くんのお誕生日であり、Waiveの大阪公演でもあります。

梅田クアトロでWaiveを見るのは初めてですが、あそこめちゃくちゃ揺れるので名曲『ガーリッシュマインド』で床の底が抜けないか心配です。

 

では、舞台チョコレートドーナツ大千秋楽の大成功を祈りながら梅田へ行ってきます(レポはのちほど)。

【記録用】無題

本当は11月3~5日に観た舞台『チョコレートドーナツ』大阪公演の感想をUPしようと思っていたのに。

 

その前に、急遽魔界に帰った櫻井敦司さんのことや、10月にLUNA SEAが解禁した名曲『LOVELESS』『G.』のリテイク版のことにも触れようと思っていたのに。

 

11月7日の夜、X JAPANの衝撃的すぎるニュースがネット上に現れて、わたしは思考停止しました(akiちゃんとあっちゃんのときも思考停止しましたけど)。

 

そして、どうやら明日(ていうかもう日付変わって今日だけど)公式発表されるらしいのです。

 

メンバーの心労も気になりますが、バンドは今後はどうなるのか...残された音源はあるのか...というのも正直気になります。

 

どんな発表であれ、受け入れないとね...

と頭では分かっているけど正直こわいです。

 

正直、新しいメンバーを入れて活動するなんて想像できない。

 

だから、もう、これで...

 

 

【記録用】2023年舞台チョコレートドーナツ東京公演千秋楽&大阪公演開幕

2023年10月8日に開幕した東京公演のチョコレートドーナツが、10月31日に無事、千秋楽を迎えました。

 

共演者の方のTwitter(現X)で見たのですが、最終日のカーテンコールが9回もだなんて、そんなの聞いたことないですよね!すごく盛り上がったことが分かりますね。お話がバッドエンドなので、あのカーテンコールがすごく「いい」んですよね...こんな風に三人笑顔でいられる未来もあったんじゃないかって思ってうるうるするんですよね...(初演のカテコを見たときの感想)。

 

2021年の初演の時はコロナの影響で開幕が遅れたので、こうして予定通りの公演を無事すべて行うことができた...というのがすごく嬉しいし、ほっとしました。沢山の方々の感想ツイート(現ポスト)を見てはニヤニヤする日々でした。

 

そして今日、11月3日から大阪公演が開幕します。初演に引き続き、大阪に来てくれるのがまじで嬉しいですね(しみじみ)。

前回は梅田芸術劇場シアタードラマシティでしたが、今回は豊中市立文化芸術センター大ホールです。前回のキャパが898席で今回は1344席なのでキャパが広くなってますね。

 

https://www.toyonaka-hall.jp/event/event-37401/

 

また、気になるグッズですが、トートバッグの新しい色が大阪公演から発売されます。https://twitter.com/parco_choco/status/1719625778554704260?t=iviZ9VIAsobuHgkuW79ZUg&s=19

 

とっても楽しみです。

そしてカンパニーやスタッフの皆様の健康と安全も祈ってます。

東京公演同様、地方公演も盛り上がりますように!

【祝】【記録用】2023年舞台チョコレートドーナツ開幕

2023年10月8日(日)、舞台『チョコレートドーナツ』が東京のPARCO劇場で開幕しました。

 

懐かしの、初演の時のスケジュールがこちら↓
https://stage.parco.jp/program/choco/

初演は2020年12月7日に幕を開ける予定が、開幕直前で関係者の新型コロナウイルス感染が判明して延期し、延期中にもさらに陽性者が出て、12月20日スタートになったんですよね。出演者も2名代役の方に替わることになって、あわただしかったですね。それでもちゃんと仕上げて舞台が無事開幕して...凄くほっとしたのを今でもよく覚えてます。

その時の記事がこちら↓
https://natalie.mu/stage/news/409651

翌日のテレビ番組でもエンタメコーナー的なところで取り上げられたりして、嬉しかったですね。新聞も買いに走りました。この頃って、舞台が中止や延期になることは当たり前で、開幕しただけでも『すげー!できるんだ!?』ていう意見もあれば『今この大変な時にエンタメやるんだ?不要不急じゃね?』みたいな意見もありましたよね...

わたしもチケット2枚取ってましたけど、新型コロナウイルス感染が怖くて(仕事上どうしてもそうなった)、観に行ったのは通路側の席の日だけでした。

そして、当時ポール役の谷原章介さんが、春から朝の情報番組を始めることが発表されたのも、このチョコレートドーナツ開幕中だった気がします。

https://www.sankei.com/article/20210118-LUK6K4GRYJNSTI5DK24ARF7AMU/

平日毎朝情報番組に出るってことは、これからスケジュールが朝の情報番組中心になるだろうし、他の仕事をセーブするだろうし、こうして舞台で谷原さんが見られるのもこれが最後...ていうか見納めなんだろうな、ちゃんと目に焼き付けておかないとな、と思うなどしました。しかしその約2年半後に、主演の東山さんに同じ言葉を掛けることになるなんて、このときの私は夢にも思いませんでした。

そして2020年12月20日に開幕したチョコレートドーナツは30日までを東京で行い、その後長野県(上田)、宮城県(仙台)、大阪(梅田)と全国を回って2021年1月31日の愛知(東海市)で千秋楽を迎えました。

東山さんは日曜日の朝に情報番組をやっていたので、日曜日に地方公演がある日はその地方のテレビ局からリモートで出演されてましたね。

東京公演は半分以上が中止になってしまい残念でしたが、開幕すれば多くの人が観に行ったので連日感想をTwitterで検索してはニヤニヤしながら眺める日々を過ごしてました。

また、舞台が終わってからも、舞台に出演されていた子役の二人を追ったドキュメンタリー番組がNHKで放送され、その内容も大変興味深く、私にとってはとても記憶に残る作品となりました。

それが2020年12月~2021年1月の舞台チョコレートドーナツでした。

そして2023年6月24日、キャストに新たなメンバーを加え、チョコレートドーナツが再演されることが発表されました。
平日朝の情報番組を持つことになった谷原さんのお名前はやっぱりそこにはありませんでしたが、ポール役を岡本圭人さんが演じるということに驚き、そして新たな楽しみが生まれました。

2023年6月2日に東山さん個人のファンクラブが設立したのはこのチケット先行販売のためだったのかな、だとしてもいいことじゃんハマり役だったし、何よりまたあの素敵なルディに会えるのが嬉しい嬉しい...と、そわそわしてました。

......それなのに

まさかの最後の舞台になってしまうなんて。(個人的な本音で言うとそんなことないとは思ってますが、この『引退』という言葉が重すぎて『そんなことないでしょ!』と気軽に言えないし言いたくないのも事実です)

事務所創業者による人権侵害の被害にあわれた方の心のケアはもちろん大事ですし、矢面に立って自社のタレントも守らないといけないし、超初心者なのに失敗は許されない社長業...っていう激重案件を抱えまくりで、とにかく自分そっちのけで他人の生活と向き合う日々を送る中で、自分のメンタルどうやってケアしてんの?と思いましたが(超当たり前のことですが東山さんも1人の人間です家族もいるし感情もありますし未来もあります)、ひょっとしたら今は舞台に立つことで自分を解放してるのかな...て思いました。

そんなん、出てきた瞬間、視界に入った瞬間絶対に泣くやつやんか...命を削る音が聞こえてくるやつやんか...むりすぎる。エンタメにしては重すぎる。でもいま世界は戦争に向かっているし、こうしてエンタメに触れあえることができるっていう事実だけでも尊いことなのかもしれない。私にとっても演者にとっても、劇場は『自由であること』が許される、数少ない聖域なのかもしれないですね...

と、見る前からアレコレ考えては感極まってしんどいです。

でもオタクとは元来しんどい生き物なので、これはあるべき姿というか、通常運転なのかもしれませんね。

ただ『チョコレートドーナツ再演、無事開幕して嬉しいよ!おめでとう!』と言いたかっただけなのですが、めちゃくちゃ駄文になってしまいましたね(すまん)。

とにかく今はカンパニーの皆様が健康&安全なまま無事千秋楽まで完走できることを祈ってます。

そして、わたしもそのうち観に行きます!

【速報】おっさんずラブーリターンズー

2024年1月。

あの伝説のドラマ、おっさんずラブが帰ってくる、というニュースを今朝見ました。

 

えっ。

 

えええええ!?

 

しかもしかも

 

不動産編ですってよ奥さん。

 

うそでしょ。絶対にもう無理だと思ってた。

 

泣いていいですか...?

 

↓公式ホームページ↓

https://www.tv-asahi.co.jp/ossanslove_returns/

 

↓武蔵の部屋↓

https://www.instagram.com/p/CxllOyHBzG4/?igshid=MzRlODBiNWFlZA==

 

Yahoo!ニュース↓

https://news.yahoo.co.jp/articles/3975e5e02e6d4db823b47c4e68ee03929d05ce6d

 

オリコン

https://www.oricon.co.jp/news/2295946/full/

 

...とまあ、色んな処で取り上げられてました。

 

祭りですこれは祭りですよ。

 

わたしの人生を狂わせたおっさんずラブ

 

わたしの人生に深く影響を与えまくったおっさんずラブ

 

それがオリジナルの主要メンバー&スタッフ陣で帰ってきたんですよ。

 

正気ではいられませんよ。

 

また落ち着いたら何か書きます。

 

取り急ぎ、取り乱しました。

【映画】不純な動機で映画『Gメン』を観に行った件。

色々書きたいことがありますけど、まず、どうしても先に書きたかったことがあるので書きますね。

 

先日、映画『Gメン』を観に行ってきました。

 

 

※※※以下、軽いネタバレを含みますのでこれから映画を観に行こうと思っている人は読まないことをオススメします※※※

 

 

 

この映画は好きな俳優の田中圭さんが出演されているということもあり、そのうち観に行きたいな~とは思っていたのですが、全く別の理由で急遽観に行くことになりました。

 

ある日、わたしのTwitter(現X)のトレンドにずっと『hideちゃん』と出ていたので、何の話題かな?と思って見てみたところ、何と、2023年8月25日公開の映画『Gメン』のクライマックスシーンでhideの『DAMAGE』が流れていると言うではありませんか!!

 

ま、まじか!!

ていうか、気付いた人グッジョブ!!

 

だって『ピンクスパイダー』や『ROCKET DIVE』ではなく『DAMAGE』ですよ。アルバム曲ですよ。歌番組でワイワイ歌うタイプではない曲ですよ。ガチのhideファンじゃないと、どこで流れてるのか気付けないやつですよ。てことは、今もそこかしこにガチのhideファンが生息してるってことですね。嬉しいよ...嬉しい嬉しい...

 

という訳で、たまたま翌週に半休を取っていた日が映画の安い日だったので、仕事上がりに何の予備知識もなく観に行ってきました。Gメンを。

 

この映画は漫画が原作で、特効服を着たヤンキーが出てくる等かなり昭和満載な内容で、性に目覚めた年頃の男子がはしゃぎそうな下ネタも満載で、まあまあ見る人を選びそうな内容ではありますが、同性に告白されて振るときのシーンとか、その振られたことを気の知れた仲間に打ち明けた後のシーンとか、すごく切なくて気持ちが高まりました。こういう『おふざけとシリアスの落差』が大きいのも、この作品の特徴かなと思いました。

 

あり得ない設定だらけなのに、主演の岸優太さんをはじめ、みんな演技がすごくナチュラルで、そのギャップもこの作品の魅力なのかなと思いました。(実はこの映画を見る数日前にシティーハンターの新作映画を見たので下ネタとも普通に向き合えましたが見てなかったらちょっと辛かったかも?)

 

年頃の男の子ってこんな風に、息をするようにナチュラルに下(しも)の話を友達同士でするんだな~と感心(?)しつつ。いまはネットで調べたらなんぼでも知識が出てくるからこんな風に友達同士で下の会話することもないのかなあ...と思いつつ。

 

そして本題に入りますが『DAMAGE』ですよ。そう『DAMAGE』です。

 

クライマックスのシーンで、本当に、イントロから流れてました。

ほぼフルコースで流れてました。

すごく映像と合ってました。

ていうか、あのシーンに流す音楽としてはドンピシャでした。

(まだ公開中でネタバレになるから詳細は言えんませんけど)

 

令和の昭和漫画世界に平成のサウンド...

いったい今は何時代よ?

とツッコミつつ。

 

hideの新しい音を聴くことはもう出来ないけれども、hideの音楽で新しい景色を見せてくれたGメンよ、瑠東監督よ、ありがとう本当にありがとう...(合掌)と音楽が鳴り響いている間、感極まって泣きそうになってしまいました。全然泣くシーンじゃないのにな。

 

本人がいなくなってもこうして、音楽は生き続けるんですよね。聴く人がいる限り。

 

それを、強く感じた日でした。

 

あと個人的に、田中圭の演じるキャラの中では、好きなキャラの上位に食い込んでくるタイプの役でした八神さん。続編とか作らないかしら。それか、八神さんと伊達先輩の過去ネタのスピンオフ映画とか見てみたいぞ...!

 

あんまり悪役のイメージがない尾上松也さんがゴリゴリの不良ボス役だったり、学園のプリンス役のコもハマり役だし(ほんのり昭和感の漂うヘアメイクすごく作品に合ってましたね)、吉岡里帆さんのはっちゃけ具合も突き抜けていて楽しいし、あり得ないくらい時代錯誤なチンピラ風のビジュのコがSixTONESのメンバーと知ってビックリしたし(ジャニーズのタレントさんって何でもできるのね...)、レイナちゃんのツンデレキャラも最高だし、まさかの落合モトキさんが出ていてOL民としてはニヤニヤせざるを得なかったし、一人一人のキャラが個性つよつよ&生き生きと輝いてて、登場人物は多いけど途中で「これ誰だっけ...?」とならずに見終えることが出来たのは個人的にデカいかもしれません。

 

基本的に一人一人のキャラクターが目立つコミカルな作品ですけど、アクションシーンはガチでやってるらしく、伊達先輩のあのシーンもCGじゃないと知ってビックリしました。そして岸優太さんはダンスやってるからこそ出来る身のこなしなんでしょうね...足技とか、特にかっこよかったですよ。

 

そんな中、クライマックスシーンのhideの『DAMAGE』...最高ですやん。

 

『DAMAGE』といえば、昔hideが『DAMAGE』をあんまりライブで歌いたくない、何故なら、歌ったら自分にダメージが来るから、て言うてたのをふと思い出すなどしました(喉にかかる負担が大きいって意味なのかな?)。

 

hideのソロ曲って色んなパターンの歌い方がありますけど、わたしは『DAMAGE』とか『BACTERIA』みたいな歌い方が結構好きなのです。がなってるみたいな、ノイジーな、ハードコアな感じというか。

 

わたしは初めて聴いたhideのソロアルバムが『PSYENCE』で、当時中2でしたが、あまりの音楽性の統一感のなさに衝撃を受けました。そして聴き終わって「このアルバムの楽曲全部hide一人で作詞作曲してるってどゆこと?この人にはいくつ人格があるの?ていうかhideって実は一人じゃないとか...?そうじゃないとおかしくね?」と打ちのめされた&呆然とした記憶があります。よくアルバムのレビューで『バラエティーに富んだ云々』とか聞きますけど、バラエティーに富みすぎだろ、歌い方(声)だけでも何パターンあるんだよ『DAMAGE』と『Beauty&Stupid』と『GOOD-BYE』を同じ人が歌ってる(同じ人が作ってる)訳ないやろ!と当時は思ったものです。

 

そして、自分の音楽のストライクゾーンが広くなったのは間違いなくhideのソロを聴いて、これを「最高にカッコいい!!」と思ってしまったからだと自覚してます。

 

そんな多彩なhideの作品の中でもあまり表に出てくることのない『DAMAGE』を、今の流行りのキラキラした音楽ではないけど今も色褪せないかっこよさを放ちまくっている『DAMAGE』を選んでくれて、曲にすごく合うめちゃカッコいいシーンで流して下さって本当に本当にありがとうございます...とスクリーンに向かって土下座感謝してきました。

 

ていうか、あのシーンを『DAMAGE』の公式MVってことにしてくれませんかね?

(そういえばhideのソロ映像ってあんまり公式YouTubeにないんだよね...あとはライブ映像のダイジェスト版みたいなやつしかない...フルMVいつか置いて下さいユニバーサルミュージックの偉い人よろしくお願いいたしますm(_ _)m)

【記録用】最近のこと、色々。

8月中に書きたかったことをUPしそこねたのは、単純に仕事が忙しくて余裕がなかったからです。

 

8月といえば夏フェスをSNSで追ってたこと、ジグザグさんとBABYMETALの新曲がかっこよかったこと、毎年恒例の夏のあのドラマが面白い終わり方をしたこと、わたし自身が熱中症の初期症状になり体調がズタボロだったこと、男闘呼組がラストライブを行い無事解散したこと(その前に急遽野音のライブが決まって賛否両論あったこと)...等、ネタなら色々ありますけど、ブログを書こうと思いながら迎えた9月1日に諸々の記憶がバコーンと飛びました。

 

Laputaのボーカリスト、akiさんが8月29日に急病で亡くなっていたことが、ご本人の公式Twitter(現X)にて発表されたのです。

 

少し前に倒れて8月に予定していたライブが中止になり、こんなことって初めてだったので胸がざわざわしました。

 

でも。まさかこんなことになるなんて...

 

今も信じられず、ふとした瞬間にぼんやりと『もうすぐ誕生日じゃん...何歳になるんだっけ...あ、でももう永遠に52歳なのか...』とか色々考えてハッとしたり、しんみりしてしまいます。

 

高校の頃に『Breath』を聴いて衝撃を受け、それからずっと聴いていて、バンドの解散を見届け、ソロのライブにも行って、配信ライブを見て、最近はスマホでサブスクで聴くことが多くなり、この世界にakiちゃんがいることが当たり前だと思っていた。だから、まだよく理解できていない。

これを書いている今も。

 

hideの時はわたしがまだ15歳で、衝撃すぎて精神的に受け止められず押し潰されてしまったけど、色んな人生経験を経てもうアラフォーですし、akiちゃんが亡くなったことを理解しながら普通に仕事にも行くし家事もするし生活に支障は出ないけど『20年くらいずっと聴き続けている人が突然いなくなる』っていう経験はこれが初めてかもしれません。

だからなのか、自分のきもちにどう対応したらいいのか分からない...というのもあるかもしれない。なんか、悲しみとはちょっと違う。強めの虚無感っていうのかな。何ともいえない気持ちが胸に広がっているのを感じています。

 

でもSNSやブログで色んなミュージシャン仲間の方々の追悼の投稿を見ていると、akiちゃんがこの世からいなくなっていることを少し実感したりもします。だいたい皆様、投稿を何度も分けて書いてて、それぞれの想いが溢れてる感じが伝わってきて切ない気持ちになります。揺りかごが揺れてるんですよ...MONOCHROME CRY AND CRYなんですよまじでずっと(突然の歌詞引用すいません&ほんといい言葉のチョイスしますよねakiちゃんって)。

 

そういえば、生まれて初めてファンクラブなるものに入ったのもLaputaだった気がする...多分そうだ。何度も引っ越ししたけど、会報も全部とってあります。元々ファンクラブとか好きじゃないんですけど(わたしが)、Laputaは割りと悩むことなく入りましたね。田舎で情報がなかったからっていうのもありましたけどね。

 

と、まあ、そんなこんなで虚無感マックスなときに少年隊の東山さんがジャニーズ事務所の新社長になるかも、みたいなニュースが同じ日に飛び込んできてびっくり。え、それって表に出なくなるってこと?ちょ、え?聞いてない聞いてないファンクラブ最近出来たばっかりやん...??ファッ!?えっ...??と情報過多の9月1日(情緒乱気流)。

 

そして9月7日昼14時頃から記者会見...

 

どんなことになっても見守るし、わたしが少年隊や東山さんの作品に触れて感動したきもちは揺るがない事実ですからね。

 

さて。

そういえばこの感じ、すっごく既視感あるわ...

 

と思ったら某X JAPANの解散発表の記者会見も9月だったことを思い出す。あれは急だったな。本当にまじで当日発表だった気がする。まだわたしは14歳だったけど、あの記者会見は間違いなく人生の分岐点になったよ(わたしの)。

 

今回の記者会見も、ある意味分岐点になるんだろうな...と思いつつ。

 

とりあえずいまは験担ぎをしながら、9月7日の記者会見が無事、なんのトラブルもなく無事滞りなく行われることを祈ってます。(これを書いてるのは9月7日に日付が変わったばかりの深夜です)