脳内ヴィジュアル系

好きなもの(主に音楽)への想いや出来事を、後日見返すための記録用として書いてます。

【速報】MASATO、音楽続けるってよ

V系バンドの宇宙戦隊NOIZ(UCHUSENTAI:NOIZ)が、メンバーの脱退につき、活動休止前の現体制見納めライブを行ったのが2024年2月2日でした。

 

わたしは活動休止前ツアーの大阪公演初日(2024年1月28日@阿倍野RockTown)を見に行きましたが、まあまあ久しぶりのNOIZの現場でしたが、本当に今まで通りの楽しいピースフルな空間で、バチクソかっこいい音を鳴らしてて、本当にこれが最後なの?こんなにかっこいいのに、この5人で音を出すのをもうやめてしまうの?と何度も何度も頭の中でステージに向かって問い掛けました。

 

バンドというものは同じ志(こころざし)を持つ者で集まった集合体なので、「こういう音楽をやりたい」という意思のもとに集まったメンバー達なので、バンドへの情熱を失ったり、違う人生を歩みたいと思ったり、今後もこのメンツで一緒に活動を続けるのが困難だ、辞めたい...と思っているメンバーがいるのなら、そのメンバーについてはバンドを脱退した方がいいよね...場合によってはバンドが解散しても仕方ないかな...と思ってます。基本的に。私は。

 

バンドマンは色んな想いを抱えながら創作活動をしていると思うのですが、ライブを開催し、かっこいいパフォーマンスでファンを魅了してくれたとしても、いやいやステージに立っているのなら、わたしはあまり嬉しくないのです。そんな想いをしているメンバーがいるのなら、けじめとしての解散ライブもやらなくていいと思ってます(とあるバンドのラストライブを見に行った時、それを強く実感しました)。

 

そして、どんなにステージが完璧でも、似合っていても、それが本当にやりたい音楽じゃないのなら、やりがいを感じていないのなら「やりたいと思う日が来るまでやらなくていいよ」と思ってしまいます。

 

だから、基本的に辞めたいと言う人に向かって「戻って来て」とか「辞めないで」とは言いにくいです。わたしは。

 

NOIZの現体制ラストツアーの大阪公演初日のステージを見ながら、MASATOの作った数々の名曲を体感しながら、MASATOがこのバンドを去ってしまうんだ、MASATOが自分の意思でNOIZを辞めてしまうんだ、加入前にNOIZのライブを見て感動して泣いてたMASATOがそのNOIZを脱退してしまうんだ、MASATOが作ったこの曲もあの曲ももう二度とエンジェルが歌うことはないんだ、エンジェルとMASATOの2MCもこの世に存在しなくなるんだ、MASATOのいないNOIZなんてそんなのこの世に存在したら絶対にあかんやろ嘘でしょ...と、一人ブツブツ脳内で呟いているうちに、自然と目頭が熱くなりました。

 

実は、初めてNOIZのライブを見たとき、MASATOは確か19歳とか20歳とか、そんな感じでした。まだNOIZに加入したばかりでピヨピヨした若者でした。それが数年後メキメキと存在感を増し、メインコンポーザーになり、バンドの音楽性もビジュアルもガラリと変わり、気付けばバンドの核になり、そして私の好きなタイプのギタリストになっていたMASATO(基本的にテクニカル系より歌って踊って曲も作る派手なビジュアルのギタリストが好きなのですわたしは)。

 

NOIZに加入して過ごした約24年間は、これまでの人生のすべてだったとX(旧Twitter)で呟いていたMASATO。

 

MASATOとNOIZって、すごく相性がよかったんだろうな...と思ってました。お互い無くてはならない存在で、成長して高め合っていたと言いますか...(いちバンギャの目線でそう感じていただけですが)。

 

そんなMASATOがNOIZを去ってしまうのがやっぱりどうしても信じられなくて、NOIZがMASATOの曲をやらなくなる日が来るっていう現実がピンと来なくて、大阪公演のライブを見終わってからも毎晩家でNOIZを聴きながら、もう二度とライブで演奏されないであろうMASATOの作った曲たちを聴きながらぼんやりしたり、沈んだり、寝苦しい日々を過ごしていました。

 

そんな中、MASATOが今日(2月25日)突然「22時にポストします」とX(旧Twitter)に投稿しました。

 

えっ。何何。

これは何かの発表?お知らせ??

 

と一人あたふたする中、時刻はすぐに22時になり、これからも音楽を続けるので応援よろしく、という内容の文章が投稿されました。

 

https://twitter.com/noiz_masato/status/1761737892077129736?t=kKNml3XrGlqmV8vzbB5AQw&s=19

 

嬉しい...

 

よかったよ、いいお知らせで(まじで)。

 

もうMASATOの曲を歌うエンジェルには会えないだろうけど、MASATOが音楽を続けたいと思ってくれるなら、かっこいい音楽を作り続けてくれるのなら、わたしもその景色を見ていたいし、それをきっとNOIZも見ているだろうし、NOIZもパワーアップして戻ってきてくれるはず。

 

勝手にそんなことを考えながら胸を撫で下ろしました(いいお知らせでよかったよ引退するとかじゃなくてよかったよ本当に)。

 

しかし、いいお知らせに慣れていないのでヒヤヒヤしましたね。次は明らかにいいお知らせでドキドキワクワクしたいですね。