脳内ヴィジュアル系

好きなもの(主に音楽)への想いや出来事を、後日見返すための記録用として書いてます。

【記録用】2023年11月23日舞台チョコレートドーナツ大千秋楽&Waive大阪公演 ~最後の舞台に挑む二人の推しについて~

...なんだかタイトルが長くなってしまいました。

 

さて、今日は舞台チョコレートドーナツが大千秋楽ですよ。10月8日に東京のパルコ劇場から始まって、今日11月23日(祝)に愛知県Niterra日本特殊陶業市民会館 フォレストホールで最終公演を迎えます。13:00から開演です。

 

主演の東山さんは年内でタレント活動を引退する予定なので、これが舞台俳優としての最後のステージになるのだと思われます(現状はね)。引退の理由は所属事務所の社長を継いで(創業者の姪である前社長が社長を辞任したため)、創業者から性被害にあったと訴えている方々の補償業務に専念するため...であり、所属事務所は補償業務を終えたら廃業することを表明しているため、何年先になるのかは分かりませんが、いつかその役目を終えて心身共に元気であり、ご本人がまた表舞台に立ちたいと思って下さり、それに協力&賛同して下さるスタッフがいてくれたら現場に復帰する日も来るのかもしれないな...と思っています。何より「もうタレント業をやりたくないから辞める」ではないので、ファンとしては現役復帰に夢や希望を持ってもいいよね...夢を見たり希望を持ったりするのはファンの自由だからね...そうしないと生きるのが辛いからねファンも人間だからね...と勝手に思ってます。

 

男闘呼組の復活の件もそうだけど(他のバンドでも同じですが)、どんなに周りが復活を望んでスタッフがそれを持ちかけても、当の本人が「やりたくない」と言ったら実現しませんからね復活は。つまり「やりたい」と本人がいつか想ってくれたら、それが実現できる環境が整っていたら、それは夢ではないのかもしれません。

 

だから、いつの日か色んな巡り合わせがあり、タイミングがあえば、またステージに立つ東山さんに会えるのかもしれない...とささやかな淡い期待を持ちながら、明日からも生きていこうと思います。いつ呼ばれてもステージに立てるように筋トレなど日々の鍛練を怠らない東山さんから学べることは、ファンに出来ることはそういうこと(復帰の希望を持ち続けて、いつ復帰しても応援できるようにアンテナを張りつつ自分自信も健康でいること)なのかな...と、勝手に思ってます。

 

で、そんなことを言ってるわたしはアイドルのオタではなくバンギャなのですが、今年はもう一人、わたしにとって大切な推しが人生の大きな決断をしました。その推しとは、Waiveというバンドのリーダーの杉本善徳(すぎもとよしのり)さんで、自身の作ったバンドWaiveの年内復活と2025年の日本武道館公演を以って解散することを同時に発表しました。

 

善徳さんは2005年にWaiveが解散した後、杉本善徳としてソロ活動はしていますが、バンド名義での活動はしていません(ソロ活動のステージは音源を流しているのではなくバンド演奏ですが、CDもライブも善徳さん名義で行っており、CDのジャケットも善徳さんのみが写っており、バンドのメンバーが写ることはないです)。奇跡的にWaiveが再演したあとも、もうバンドはやりたくないと言っており「バンドのギタリスト」としてステージに立つのはWaive以外には無いという趣旨のことも何かのインタビューで読みました。

 

そんな風にWaiveにこだわり、Waiveにとらわれ、Waiveを大切に想ってくれている善徳さんを見て、トラウマレベルの悲惨な解散だっただけに、ファンとして少し救われたような気がしました。

 

で、善徳さんのソロ活動ですが、ソロアルバム2枚目辺りからちょっと音楽的にわたしの好みに合わなくなり、かつ好きだった「攻めてる善徳さん」を感じられなくなったので、少し距離を置いて活動を見守っていました。でもWaiveの再演は必ずライブに足を運ぶようにしていました。

 

そんな善徳さんがWaiveについて、今までに何度かあった一時的な再演ではなく、バンド自体を復活させ、そして2025年に解散させる...という発表を今年ぶちかましました。しかもラストライブの場所は日本武道館ですよ。えっ...ど、どゆこと??いまの動員だと全然埋まらないですよ?ああそっか...また本気でバンドやるってことなんですね...本気で再結成するんだな...守りに入ってない、あの殺気立った、ずっと見たかった「ギラギラした善徳さん」「攻めてる善徳さん」をまた見れるんだ...そしてこれが「バンドのギタリスト」としてステージに立つ善徳さんの最後なんだ...と思うと、嬉しいと悲しいの両方が押し寄せて情緒がぐちゃぐちゃになりました。

 

正直、善徳さんがWaive以外のバンドでギタリストとしてステージに立つ姿も見てみたい...という気持ちもあります(どちらかというと怖いもの見たさで)。でも、Waive以外にバンドをする気はないと言っている善徳さんが、もうWaiveをやるのはこれが最後とうたって再結成をしたのです。

 

つまり2025年の武道館公演が終わればバンドのギタリストとしてステージに立つ善徳さんを見ることはもう出来ないということであり、バンドのギタリストとしてステージに立つのはこれが最後ですよって言ってるのと同じやん...ということに気付いてしまい、ガチでショックだし悲しいのですが、本人が決めたことだし、あとはなるべくライブに足を運んでその勇姿を目に焼き付けるしかないなと思ってます。

 

ソロ活動でセンターに立って歌いながらギター弾いてる善徳さんよりも(ソロもいい曲沢山あるけどね)、Waiveのギタリストとしてステージに立って不機嫌な顔したり殺気飛ばしたりくるくる回ったり田澤くんのハイトーンに絶妙なコーラスを乗せる善徳さんが好きなわたしは......こうして好きな善徳さんの名場面を思い出しているだけでわたしは......思考不能に......

 

そんな今日(11月23日)はWaiveのスーパーボーカリスト田澤くんのお誕生日であり、Waiveの大阪公演でもあります。

梅田クアトロでWaiveを見るのは初めてですが、あそこめちゃくちゃ揺れるので名曲『ガーリッシュマインド』で床の底が抜けないか心配です。

 

では、舞台チョコレートドーナツ大千秋楽の大成功を祈りながら梅田へ行ってきます(レポはのちほど)。