脳内ヴィジュアル系

好きなもの(主に音楽)への想いや出来事を、後日見返すための記録用として書いてます。

【ライブレポ】2022年12月17日~18日 男闘呼組 1988 第1章 @大阪城ホール

2022年12月17日と18日に行われた、男闘呼組の追加公演@大阪城ホールを見に行って来ました。ここに書いているのはそのライブレポですが、かなり散文的な記録になってます。より詳しいセトリや内容はSNSを検索することをオススメします。

 

ちなみに、わたしが行ったのはどちらも昼の部(つまり第一章)のみです。


セトリは2022年10月15日~16日のガーデンシアター公演の第一章と同じと思われます(アンコールの『みはり』は大阪第一章ではやらなかったです)。15時スタートですが、本編終わって時計を見たら17日の方は16時20分、18日の方は16時23分でした。そのあとアンコールがあるのですが、アンコール終わっても17時より早く会場を出ることが出来ました。帰るときは規制退場でしたが、わりと運営はスムーズで大きな混乱もありませんでした。ちなみに4人の衣装も基本的にはガーデンシアター公演と同じたったかな...と思います。

17日も18日もアンコールラストの『パズル』は撮影OKでした(曲を演奏する前に突然撮っていいよと言うパターン&撮っていいのは演奏中だけという注意事項付き)。ライトをONにしたらステージから見える景色が綺麗だと言うので(たしかオカケンさんが言った)、懐中電灯をONにして後ろを振り返ると2階席とかキラキラ光ってて、ペンラみたいで綺麗でしたね。

基本的に本編セトリ以外にもMCの流れ、ステージング、ステージ後ろに4人分の縦長スクリーンを設置...という所は10月のガーデンシアター公演と変わらないのですが、違う点といえば、ドラムが青山さんではなくひらポンさんに変わっていた所でした。

ひらポンさんは、以前男闘呼組のサポートドラムを担当されていたそうです。しかも、大昔この大阪城ホールで行われた男闘呼組ライブが、ひらポンさんの男闘呼組サポートメンバーデビューの日だったらしいです(後で知ったのですが、4人が再会後はじめてスタジオに入ったときのドラムがひらポンさん)。だからなのか、全体的に10月の時よりもリラックスした表情でしたね4人とも。しかし個人的なことを言うと青山さんの方が音は好みでしたね...でも、その理由のひとつにガーデンシアターの方が音響がよかったから、というのもあるかもしれません。しかも、ガーデンシアター(実はガーデンシネマと間違って恵比寿に行こうとしてたことをお許し下さい)の方がどの席でも見やすい造りになっているので、ガーデンシアターはハコとして最高!という印象がより強く、わたしが個人的にガーデンシアター公演を贔屓目で見てしまう傾向がある...というのもあるかもしれません。

大阪城ホールに限らず、ああいう大きい会場ってのは音が悪いのがデフォルトっていうか、仕方ないところもありますよね。たまに若干もたついてるなと感じる瞬間もありましたけど、それも含めてのライブなので、それも込みで今回は楽しむことにしました。

今回の大阪のステージは横向きになってるんですよね。わたしは過去に4回くらい大阪城ホールでライブを見てるんですけど、どのアーティストも会場を縦に使ってました。その場合、ステージの面積は少なくなり、沢山人を入れることは出来るけど、客席が縦長になるので、奥の方のお客さんはステージとかなり離れてしまいます。今回横にしたのはお客さんとの距離が近くなるからという理由ですが、そのステージプランのお陰で4回も公演することになってしまった...と耕陽さんがぼやいてました。

実際に客席で見てどうだったかと言うと、1日目はアリーナの端の方で見てたのですが、ステージを近くに感じてすごく見やすかったです!このステージプランにして大正解でしたね。わたしは両日上手側だったのでオカケンさんが距離的に遠かったのですが、何度も上手側に来てくれた時は『おおお!』てなりました。

あと、もし夜の部だけだったら2日も行けなかったので(2日連続夜を不在にするのは非常に難しい...昼ならサッと出掛けて晩御飯までの時間に帰ってこれるのでまじありがたい)、このステージプランにしてくれて圧倒的土下座感謝でしたね...。


最後の曲『パズル』では両日お客さんの撮影&拡散OKの許可が出てました(曲がはじまる直前で高橋さんが告げるパターン)。

わたしは前回行った東京有明ガーデンシアター公演の日、ステージの模様が全国の映画館でライブビューイングされていた日だったので『パズルだけ撮影&拡散OK公演』ではありませんでした(映画館は基本撮影できないのでたぶんしなかったんだろうな...お金払って生配信見に来てるのに1曲だけとはいえ無料で録ったものをUPしたら文句言うひとも出てくるだろうし)。なので、このような撮影&拡散OKというのは今回が初めてでした。

わたしは基本的に撮影OKと言われても撮影せずステージを見ることに集中したい人間なのですが(もしも自分がスマホを触っている間に、この先一生噛み締めて生きていけるくらいのとっておきの萌えアクションを推しが起こし、それを見逃したら一生後悔するので)、今回はメンバーのご好意ということもあり、せっかくなので少しだけ...と思い1/3くらい撮影して、残りはこの目で見ることにしました。


あと覚えていることといえば、2日目の18日は新幹線が一時的に止まっていたらしく、ライブに来れないひとも多かったみたいで、そのせいか空席がチラホラありました。同じ日に0.1gの誤算が名古屋でライブをしていたのですが、新幹線が止まってた影響で開演時間をずらしたというツイートを見たので(誤算は昼公演なし夜公演のみですが、新幹線は夕方くらいまで止まってたっぽい)この日の遠征組はどの現場も大変だったんだろうなあ...と思うなどしました。

仕事を終えてから行くパターンや家庭の事情で家をなかなかあけられないとか、誰でも前乗りできる訳じゃないですよね。でも確実に見たくて遠征をするのなら余裕を持って前乗りするべきなんだろうな...としみじみ思いました(そう考えると日帰り遠征なんて運頼みですよね)。

肝心のライブなんですけど、本当にすごく、すんごく楽しかったです。物理的にステージとの距離が近くて見やすいのに、大きなスクリーンもあってさらに見やすかったです。しかし29年ぶりに復活して音源の再販もしないまま(全公式音源廃盤&サブスクなしのまま)大阪城ホールでライブをやるとか、しかも2日間とも昼夜やってお客さんもほぼ満席状態とか、ほんと強気だし攻めてますよね。最後に演奏した「パズル」は元々成田さんのソロ曲で、しかも最近の曲だから円盤でもサブスクでも入手可能ですけども、ほんとそれだけなんですよね...

大阪はいま耕陽さんの街なので(耕陽さんは大阪の姉妹漫才コンビ海原やすよ・ともこ』のお姉さんと再婚して大阪に移住)、耕陽さんが「私の地元です」「29年経ったら地元になってました」とMCで誇らしく言うてたのが、同じ大阪に住む人間として、なんか嬉しかったですね。そしてこのライブが行われる少し前にやすともさんレギュラーのテレビ番組(たぶん関西ローカル)に高橋さんと耕陽さんがゲスト出演(ギター組はVTR出演)されたこともMCで触れてました。4人でよしもとの劇場へ漫才を観に行ってすごく刺激を受けたとおっしゃってましたね。やすともさんの番組からはお花も届いてました(会場入ってすぐのところに飾られていた)。

MCといえば、メンバーのお茶目な一面が見られるのも楽しみの1つですよね。アンコールのMCでオカケンさんはここはとても平和で安全な空間だから深呼吸しましょう、て言って深呼吸してました(みんなもした)。そして、お客さん1人1人とハグして、こたつでみかん食べたいとか言ってました(なんそれ急に可愛いことを言うからドキッとしたでまじで)。成田さんは2日目のMCで会場のみんなでこのあとカラオケ行こうよ、て言ってました(1万人規模が入るカラオケ屋どこ...)。


あとMCではないのですが『自分勝手』のとき、メンバー紹介みたいな時間がちょっとだけありまして、高橋さんが

前田リーダー耕陽
岡本ブロンド健一
成田ヤンキー昭次

て3人を紹介されてたのですが、高橋さんの時って横文字が何だったか思い出せない...耕陽さんがマイク担当だったのですが、特に横文字なしだったのかなあ(覚えてない)。


4人はステージの上にいるとき、歌声も演奏もMCもそれぞれの個性がハッキリしていて、誰もキャラが被ってなくて、表現者としてのスタイルもバラバラだけど、だからこそパズルのピースみたいに4人がうまくハマって1つになって同じ方向を向いている瞬間はすんごい強烈なエネルギーの塊になって、それがあまりにも美しくて何もかも忘れて魅入ってしまうんだよな~バンドのライブを見てるときの醍醐味ってこれなんだよな~!!...と改めて思いました。

今日も素敵なステージが見られたことに感謝しつつ、今日の思い出を胸に、しばらく生き延びることにします。

まだ詳細は言えないけど全国を回りたい、関西にも沢山来るって言って、今後ツアーがあることを匂わせてました(耕陽さんが)。最後のツアーになると思うからツアーが始まるのは寂しいですけど、バンドの輝いている姿を惜しみなく見せてくれるのは有り難いです。どんな曲を演奏するのか、とっても楽しみですね。