【遠征記録】hide MUSEUM@名古屋(2022年5月某日)

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"hide MUSEUM"

hide The 23rd Memorial 特別企画展
【名古屋】会場:金山南ビル(旧名古屋ボストン美術館
2022年4月22日(金)~6​月20日(月)​​
​午前10時〜午後7時まで(最終受付は午後6時30分まで)

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行ってきました名古屋まで。
行ってきましたhide MUSEUM。

このまましばらく待ってたら大阪にも来てくれる予感がしましたけど、このご時世なにがあるか分かりませんので、とりあえず行けるうちに行っておこうと思い立ち、久々に名古屋へ遠征しました。

そして交通手段について調べているうちに驚きの事実が。

えっ...アーバンライナーの回数券ってもうないんですか!?もう大阪⇔名古屋を片道3250円で行く方法がないのですか!?と大変ショックを受ける。そういえば前回名古屋へバンド関係で遠征したのって2016年の秋なので5~6年前か...時代は変わるのだな...とセンチメートルなきもちになりながら有給休暇を取って名古屋へ向かいました。

会場の最寄り駅である金山駅に到着し、駅ビルの外に出たらいきなり大きな看板が飛び込んで来たので1mmも迷うことなく会場にたどり着けました。ありがとうございます!圧倒的感謝...!!

平日の朝に行きましたが開場30分後くらいに到着して、もう既に人がチラホラといました。もっと少ないと思ってたのでビックリ(喜ばしいことですけど)。これなら土日は混んでそうだな、やっぱ平日に来てよかったーと思うなど。

ピクチャーチケットが欲しかったので、あえて前売り券は買ってませんでした。そして、入り口で無事ピクチャーチケットを購入し、いざ会場へ。

あっ...

会場入ってすぐのところにある超どでかいパネル写真を前にして、いきなり視界が涙でにじむ(泣くのが早すぎて自分で自分にめちゃくちゃ引いた)。

展示はゆっくり見れました。そして、人が通るスペースも広くてとても見やすかったです。

衣装がデカい!とにかく衣装の展示が迫力満点で最高でした。そして足の細さにビビりました。ちなみに衣装は360度見れるのですが、どこから見ても美しい。あとは出口が隠し扉みたいな感じになっててワクワクしました。このワクワク感こそがhideだよね...と思い出して泣きそうに。

展示物の中には例のクリスマスビデオもありました。わたくし、クリスマスビデオ第2段(97年の方)はリアタイで買ったことあるのですが、届いたやつを見て「えっ...これどうやって開けるんだよ...嘘でしょ...えっ...まじかよ...」て戸惑ったのを今でもものすごくハッキリと覚えてます(当時中学校3年生)。あれから何十年と生きてますがあんな包装、あれ以外に見たことないです。まあ当たり前ですよねあんなこと誰も考えないよ普通。物理的に開けることができない箱に入ったプレゼントなんて聞いたことないでしょ(笑)。

お客さん&ファンがいかに快適にサービスを使えるか、いかに早く正しく最新情報を届けるか、いかにお客さん&ファンにきめ細かい心配りが出来るか、それが顧客満足度&リピーターに繋がると信じてるユーザビリティ最優先の今日このごろを、ちょっとつまらんなーおもんないなーと感じているわたしにとってはやっぱりhideの与えてくれるワクワク感がたまらないのです。そして、戸惑ったりビックリしてるファンのリアクションを見て笑ったり喜んだりしてるhideを想像しては「あなたってひとは...なんつーこと考えるんだよほんとにもう...天才だな」とか言いたいんですよファンは。

あ...考えただけで涙が出てきた...

とにかく、もうあんなはちゃめちゃなアイデアでファンを夢中&困惑させてくれるアーティストはもういないんだろうな、出てこないんだろうな、という寂しさと悲しみが胸に広がりました。これはあくまでも私の趣味ですけど、アーティストもバンドマンもワガママで、ファンを置いてきぼりにする位がちょうどいいんですよ(少なくともV系はね)。適度に心地いいものとかいらんのですよ(そういうのが欲しくなったときは他ジャンルで摂取します)。圧倒してほしいんですよ。こっちは非日常を求めているんですよ。

...という訳でやっぱりhideは唯一無二だな、会いたいな...(一番言ってはいけない言葉だけど今だけは使わせてほしい)

その、ぶち壊したクリスマスビデオのパッケージは親が捨ててなければ今もボロボロの状態で実家にあるのですが、もう長いこと実家に帰ってないし、こうして久々にミュージアムで拝見できてものすごくテンション上がりました。リアタイで好きだった時間が短い私にとって、97年のクリスマスビデオはものすごく貴重な思い出なのです(まさかその数ヵ月後にもう二度と会えなくなるとは思ってなかったよ...ていうか会ったことすらないのだけども...)。

そして、短い間でしたがリアタイでそんな経験をさせてくれたhideにはものすごく感謝してます。あの時、hideって最高だな&これからもこのひとの作るものを追いかけて行くぞと胸を熱くしたわたしの感性は間違ってなかったよ...と。

ついでに話すと、元々わたしはhideのことは苦手で、むしろ嫌いでした。特に93年辺りのビジュアルは単純に見た目がこわすぎて見ることすら無理でした。だって真っ赤で高さが1メートルくらいあるじゃないですか(頭がね)。ハッキリ言って、この世の者とは思えない出で立ちですよね。テレビに映るたびに震えてました(親が厳しかったので見れるテレビ番組が決まってて、何故か音楽番組はOKだったのでMステはよく見てた&当時は赤い髪の人が珍しかった)。

でも中学生になって色々あってX JAPANを聴くようになり、親に隠れてコソコソCDやラジオを聴く中でhideのソロを知り、そこから世界が違って見えるようになった...ような気がします(うまいこと一言にまとめてみた)。

それまでの私は親が勧めるもの、親や友人などの周りがいいと言うものしか見聞きしたことがなかったので、世界ってこんなもんか...という感じで割りとぼんやりと生きてましたが(それなりに好きなアニメとかマンガとかもありましたがやっぱりどこか周囲の目を気にしながら取捨選択してました)、hideを知ってからはそんな世界がガラガラと壊れ、気付けば見知らぬ世界が目の前に広がっていました。「君は本当はこういうものが好きなんだよ」というhideからの悪魔の囁きをうっかりキャッチしてしまったわたしは超単純人間なので「わたしが好きなのはコレだ」「誰が何と言おうとコレが私の中では最高なんじゃ!」と夜な夜なCDを聴きながらhideの世界に没頭し、早くこの家から出て俺は自由に生きていくぜ!と布団の中で遠吠えするなどしたものです若かったねあのときのわたし...(そして進学と共に18歳で実家を出て今に至る)。

誰もわたしのことを分かってくれないと思ってイライラ&悶々としてた思春期とか、そういう頃にhideが音楽とビジュアルでわたしを思いっきり殴り飛ばしてくれてよかったなーまじでよかったなー、としみじみ思うのです。バカみたいに影響を受けやすい10代、どうせ何かに騙されるのなら最高にカッコいい&最高にぶっ飛んだ価値観がいいなと思うのです。そういうものに無事出会えて、そしてそれがhideで、もれなく一生もののトラウマも付いてきたけどわたしは思っていた以上に幸せ者なのかもしれないなあ...としみじみ思うのです。

そんなことも思い出しながら、なにを見てもしんみり⇒ハイテンション⇒しんみり、の繰り返しで情緒が荒波な中、一時間くらいかけて展示を楽しみました。そしてミュージアムショップでプチ散財。スーツケースは可愛かったけど我慢しました。

名言グッズは『これは側に置いておきたい一言だな』ていう1点だけを厳選して購入。単にお写真のビジュアルが好みっていう理由もあるのですが...



これ、すごくないですか。
hideがものづくりをする時の原風景を見たような気持ちになり、鳥肌が立ちました。意外と無心というか職人だな、と。そして多少趣味で創作をかじっている者として、ハッとさせられる言葉でもありました。

『ほんとにこれ同じ人が作ってる&歌ってるのかよ』というツッコミの嵐が止まらない多重人格な楽曲たちもステージのとんでもない演出も奇抜かつ斬新な衣装のアイデアもこだわりのアートワークもあのクリスマスビデオも、いつもこういう気持ちで作ってたんだな...と思うと、やっぱりすごいひとだなと惚れ直すなどしました。

その、例のクリスマスビデオ、開封前の状態の写真はこちらです↓
http://www.hide-city.com/discography/?category=picture&id=27
昔はデスマスクって書かれてたけど今はライフマスクっていう表現になってますね。要するに発泡酒スチロールの巨大な塊の中心にビデオテープが埋まってる(何の説明もなし)というモノです。どこにビデオがあるのか分からないので間違ってビデオを壊さないよう気を付けながら、ハサミとかカッターを使って発泡スチロールの塊を刻み、破壊しまくった甘酸っぱい青春の思い出...




余談ですがhide関連のエピソードとして、この話も書いておきますね。

最近、個人的にDirさんリバイバルブーム到来中なのですが、数日前、偶然みつけた数年前の薫さん(Dirのギタリストさん)のインタビュー記事を読み、涙が止まりませんでした。

https://gekirock.com/interview/2017/09/derlanger_dir_en_grey.php

気付けば「ううっ...ギャオドゥ...(わたしと友人限定ですが薫さんの最上級の呼び方で、感極まった時とかいつもこんな感じで呼びます)」と嗚咽そして涙で顔面がぐしゃぐしゃに。

えっ...これは泣くでしょ...そしてCIPHERさんもめちゃくちゃいい人ですねかっこいい素敵かっこいい...

YOSHIKIさんやZEPPET木村氏など、一部のhideソウルメイトな方々がうっかり口にしてしまう「会いたい」は破壊力がつよすぎて体調に支障が出るので、なるべく聞かないよう気を付けているのですが、まさか薫さんから飛び出してくるとは思ってなかったので、不意打ちでダメージ大でした。でも、今でもそんな風に思って下さっていて...嬉しいけどずるい...ううっ...ギャオ(振り出しに戻る)。




とにかくミュージアムは最高でした。
締めの言葉が思い付かないのでイラストでも置いておきます。半年くらい前に書いたやつ。お誕生日用の。衣装とかメイクはイメージです。とにかく頭のでっかい宇宙人みたいなhideが好きなので。



本人不在でいつも盛り上がってますけど、いつまでも色褪せないとか今聴いても斬新とか、とにかくずるいぞ!と思いつつ、これからも勝手に尊敬してますありがとう。あ、大阪でもミュージアム開催お待ちしてますので関係者の方々是非ご検討下さい!(大声)