脳内ヴィジュアル系

好きなもの(主に音楽)への想いや出来事を、後日見返すための記録用として書いてます。

【速報】おっさんずラブーリターンズー

2024年1月。

あの伝説のドラマ、おっさんずラブが帰ってくる、というニュースを今朝見ました。

 

えっ。

 

えええええ!?

 

しかもしかも

 

不動産編ですってよ奥さん。

 

うそでしょ。絶対にもう無理だと思ってた。

 

泣いていいですか...?

 

↓公式ホームページ↓

https://www.tv-asahi.co.jp/ossanslove_returns/

 

↓武蔵の部屋↓

https://www.instagram.com/p/CxllOyHBzG4/?igshid=MzRlODBiNWFlZA==

 

Yahoo!ニュース↓

https://news.yahoo.co.jp/articles/3975e5e02e6d4db823b47c4e68ee03929d05ce6d

 

オリコン

https://www.oricon.co.jp/news/2295946/full/

 

...とまあ、色んな処で取り上げられてました。

 

祭りですこれは祭りですよ。

 

わたしの人生を狂わせたおっさんずラブ

 

わたしの人生に深く影響を与えまくったおっさんずラブ

 

それがオリジナルの主要メンバー&スタッフ陣で帰ってきたんですよ。

 

正気ではいられませんよ。

 

また落ち着いたら何か書きます。

 

取り急ぎ、取り乱しました。

【映画】不純な動機で映画『Gメン』を観に行った件。

色々書きたいことがありますけど、まず、どうしても先に書きたかったことがあるので書きますね。

 

先日、映画『Gメン』を観に行ってきました。

 

 

※※※以下、軽いネタバレを含みますのでこれから映画を観に行こうと思っている人は読まないことをオススメします※※※

 

 

 

この映画は好きな俳優の田中圭さんが出演されているということもあり、そのうち観に行きたいな~とは思っていたのですが、全く別の理由で急遽観に行くことになりました。

 

ある日、わたしのTwitter(現X)のトレンドにずっと『hideちゃん』と出ていたので、何の話題かな?と思って見てみたところ、何と、2023年8月25日公開の映画『Gメン』のクライマックスシーンでhideの『DAMAGE』が流れていると言うではありませんか!!

 

ま、まじか!!

ていうか、気付いた人グッジョブ!!

 

だって『ピンクスパイダー』や『ROCKET DIVE』ではなく『DAMAGE』ですよ。アルバム曲ですよ。歌番組でワイワイ歌うタイプではない曲ですよ。ガチのhideファンじゃないと、どこで流れてるのか気付けないやつですよ。てことは、今もそこかしこにガチのhideファンが生息してるってことですね。嬉しいよ...嬉しい嬉しい...

 

という訳で、たまたま翌週に半休を取っていた日が映画の安い日だったので、仕事上がりに何の予備知識もなく観に行ってきました。Gメンを。

 

この映画は漫画が原作で、特効服を着たヤンキーが出てくる等かなり昭和満載な内容で、性に目覚めた年頃の男子がはしゃぎそうな下ネタも満載で、まあまあ見る人を選びそうな内容ではありますが、同性に告白されて振るときのシーンとか、その振られたことを気の知れた仲間に打ち明けた後のシーンとか、すごく切なくて気持ちが高まりました。こういう『おふざけとシリアスの落差』が大きいのも、この作品の特徴かなと思いました。

 

あり得ない設定だらけなのに、主演の岸優太さんをはじめ、みんな演技がすごくナチュラルで、そのギャップもこの作品の魅力なのかなと思いました。(実はこの映画を見る数日前にシティーハンターの新作映画を見たので下ネタとも普通に向き合えましたが見てなかったらちょっと辛かったかも?)

 

年頃の男の子ってこんな風に、息をするようにナチュラルに下(しも)の話を友達同士でするんだな~と感心(?)しつつ。いまはネットで調べたらなんぼでも知識が出てくるからこんな風に友達同士で下の会話することもないのかなあ...と思いつつ。

 

そして本題に入りますが『DAMAGE』ですよ。そう『DAMAGE』です。

 

クライマックスのシーンで、本当に、イントロから流れてました。

ほぼフルコースで流れてました。

すごく映像と合ってました。

ていうか、あのシーンに流す音楽としてはドンピシャでした。

(まだ公開中でネタバレになるから詳細は言えんませんけど)

 

令和の昭和漫画世界に平成のサウンド...

いったい今は何時代よ?

とツッコミつつ。

 

hideの新しい音を聴くことはもう出来ないけれども、hideの音楽で新しい景色を見せてくれたGメンよ、瑠東監督よ、ありがとう本当にありがとう...(合掌)と音楽が鳴り響いている間、感極まって泣きそうになってしまいました。全然泣くシーンじゃないのにな。

 

本人がいなくなってもこうして、音楽は生き続けるんですよね。聴く人がいる限り。

 

それを、強く感じた日でした。

 

あと個人的に、田中圭の演じるキャラの中では、好きなキャラの上位に食い込んでくるタイプの役でした八神さん。続編とか作らないかしら。それか、八神さんと伊達先輩の過去ネタのスピンオフ映画とか見てみたいぞ...!

 

あんまり悪役のイメージがない尾上松也さんがゴリゴリの不良ボス役だったり、学園のプリンス役のコもハマり役だし(ほんのり昭和感の漂うヘアメイクすごく作品に合ってましたね)、吉岡里帆さんのはっちゃけ具合も突き抜けていて楽しいし、あり得ないくらい時代錯誤なチンピラ風のビジュのコがSixTONESのメンバーと知ってビックリしたし(ジャニーズのタレントさんって何でもできるのね...)、レイナちゃんのツンデレキャラも最高だし、まさかの落合モトキさんが出ていてOL民としてはニヤニヤせざるを得なかったし、一人一人のキャラが個性つよつよ&生き生きと輝いてて、登場人物は多いけど途中で「これ誰だっけ...?」とならずに見終えることが出来たのは個人的にデカいかもしれません。

 

基本的に一人一人のキャラクターが目立つコミカルな作品ですけど、アクションシーンはガチでやってるらしく、伊達先輩のあのシーンもCGじゃないと知ってビックリしました。そして岸優太さんはダンスやってるからこそ出来る身のこなしなんでしょうね...足技とか、特にかっこよかったですよ。

 

そんな中、クライマックスシーンのhideの『DAMAGE』...最高ですやん。

 

『DAMAGE』といえば、昔hideが『DAMAGE』をあんまりライブで歌いたくない、何故なら、歌ったら自分にダメージが来るから、て言うてたのをふと思い出すなどしました(喉にかかる負担が大きいって意味なのかな?)。

 

hideのソロ曲って色んなパターンの歌い方がありますけど、わたしは『DAMAGE』とか『BACTERIA』みたいな歌い方が結構好きなのです。がなってるみたいな、ノイジーな、ハードコアな感じというか。

 

わたしは初めて聴いたhideのソロアルバムが『PSYENCE』で、当時中2でしたが、あまりの音楽性の統一感のなさに衝撃を受けました。そして聴き終わって「このアルバムの楽曲全部hide一人で作詞作曲してるってどゆこと?この人にはいくつ人格があるの?ていうかhideって実は一人じゃないとか...?そうじゃないとおかしくね?」と打ちのめされた&呆然とした記憶があります。よくアルバムのレビューで『バラエティーに富んだ云々』とか聞きますけど、バラエティーに富みすぎだろ、歌い方(声)だけでも何パターンあるんだよ『DAMAGE』と『Beauty&Stupid』と『GOOD-BYE』を同じ人が歌ってる(同じ人が作ってる)訳ないやろ!と当時は思ったものです。

 

そして、自分の音楽のストライクゾーンが広くなったのは間違いなくhideのソロを聴いて、これを「最高にカッコいい!!」と思ってしまったからだと自覚してます。

 

そんな多彩なhideの作品の中でもあまり表に出てくることのない『DAMAGE』を、今の流行りのキラキラした音楽ではないけど今も色褪せないかっこよさを放ちまくっている『DAMAGE』を選んでくれて、曲にすごく合うめちゃカッコいいシーンで流して下さって本当に本当にありがとうございます...とスクリーンに向かって土下座感謝してきました。

 

ていうか、あのシーンを『DAMAGE』の公式MVってことにしてくれませんかね?

(そういえばhideのソロ映像ってあんまり公式YouTubeにないんだよね...あとはライブ映像のダイジェスト版みたいなやつしかない...フルMVいつか置いて下さいユニバーサルミュージックの偉い人よろしくお願いいたしますm(_ _)m)

【記録用】最近のこと、色々。

8月中に書きたかったことをUPしそこねたのは、単純に仕事が忙しくて余裕がなかったからです。

 

8月といえば夏フェスをSNSで追ってたこと、ジグザグさんとBABYMETALの新曲がかっこよかったこと、毎年恒例の夏のあのドラマが面白い終わり方をしたこと、わたし自身が熱中症の初期症状になり体調がズタボロだったこと、男闘呼組がラストライブを行い無事解散したこと(その前に急遽野音のライブが決まって賛否両論あったこと)...等、ネタなら色々ありますけど、ブログを書こうと思いながら迎えた9月1日に諸々の記憶がバコーンと飛びました。

 

Laputaのボーカリスト、akiさんが8月29日に急病で亡くなっていたことが、ご本人の公式Twitter(現X)にて発表されたのです。

 

少し前に倒れて8月に予定していたライブが中止になり、こんなことって初めてだったので胸がざわざわしました。

 

でも。まさかこんなことになるなんて...

 

今も信じられず、ふとした瞬間にぼんやりと『もうすぐ誕生日じゃん...何歳になるんだっけ...あ、でももう永遠に52歳なのか...』とか色々考えてハッとしたり、しんみりしてしまいます。

 

高校の頃に『Breath』を聴いて衝撃を受け、それからずっと聴いていて、バンドの解散を見届け、ソロのライブにも行って、配信ライブを見て、最近はスマホでサブスクで聴くことが多くなり、この世界にakiちゃんがいることが当たり前だと思っていた。だから、まだよく理解できていない。

これを書いている今も。

 

hideの時はわたしがまだ15歳で、衝撃すぎて精神的に受け止められず押し潰されてしまったけど、色んな人生経験を経てもうアラフォーですし、akiちゃんが亡くなったことを理解しながら普通に仕事にも行くし家事もするし生活に支障は出ないけど『20年くらいずっと聴き続けている人が突然いなくなる』っていう経験はこれが初めてかもしれません。

だからなのか、自分のきもちにどう対応したらいいのか分からない...というのもあるかもしれない。なんか、悲しみとはちょっと違う。強めの虚無感っていうのかな。何ともいえない気持ちが胸に広がっているのを感じています。

 

でもSNSやブログで色んなミュージシャン仲間の方々の追悼の投稿を見ていると、akiちゃんがこの世からいなくなっていることを少し実感したりもします。だいたい皆様、投稿を何度も分けて書いてて、それぞれの想いが溢れてる感じが伝わってきて切ない気持ちになります。揺りかごが揺れてるんですよ...MONOCHROME CRY AND CRYなんですよまじでずっと(突然の歌詞引用すいません&ほんといい言葉のチョイスしますよねakiちゃんって)。

 

そういえば、生まれて初めてファンクラブなるものに入ったのもLaputaだった気がする...多分そうだ。何度も引っ越ししたけど、会報も全部とってあります。元々ファンクラブとか好きじゃないんですけど(わたしが)、Laputaは割りと悩むことなく入りましたね。田舎で情報がなかったからっていうのもありましたけどね。

 

と、まあ、そんなこんなで虚無感マックスなときに少年隊の東山さんがジャニーズ事務所の新社長になるかも、みたいなニュースが同じ日に飛び込んできてびっくり。え、それって表に出なくなるってこと?ちょ、え?聞いてない聞いてないファンクラブ最近出来たばっかりやん...??ファッ!?えっ...??と情報過多の9月1日(情緒乱気流)。

 

そして9月7日昼14時頃から記者会見...

 

どんなことになっても見守るし、わたしが少年隊や東山さんの作品に触れて感動したきもちは揺るがない事実ですからね。

 

さて。

そういえばこの感じ、すっごく既視感あるわ...

 

と思ったら某X JAPANの解散発表の記者会見も9月だったことを思い出す。あれは急だったな。本当にまじで当日発表だった気がする。まだわたしは14歳だったけど、あの記者会見は間違いなく人生の分岐点になったよ(わたしの)。

 

今回の記者会見も、ある意味分岐点になるんだろうな...と思いつつ。

 

とりあえずいまは験担ぎをしながら、9月7日の記者会見が無事、なんのトラブルもなく無事滞りなく行われることを祈ってます。(これを書いてるのは9月7日に日付が変わったばかりの深夜です)

【記録用】【V系よもやまばなし】ジグザグさんとの出会い

去る2023年5月20日、東京でMETROCKという野外音楽フェスが開催されたのですが、ライブの模様がAbema TVで無料配信されるらしい...というのを、私はフェス開始の直前に、たまたまTwitterで知りました。

そしてフェスにはV系バンドのジグザグが出ることも知りました。

ジグザグといえば正式なバンド名は『-真天地開闢集団-ジグザグ』で(以下ジグザグと呼ばせていただきます)、2022年に日本武道館で単独ワンマンライブを行ったことがV系界隈で大きな話題となり、いにしえのバンギャのはしくれであるわたしの耳にもその情報はすみやかに届き、ジグザグがどんなバンドなのか、最近のV系のトレンドってどういう感じなのか、ものすごく気になっていた時期がありました。しかしアー写を見たところ『なんか難しそうな音楽やってそうだな...』という印象を持ってしまい、完全なる偏見(よくある)から音源を聞かないまま月日が流れてしまいました。

そして2023年5月20日はたまたま自宅に居たのですが、Twitterでジグザグのライブが始まったことをリアルタイムで知り、ちょっと見てみるかせっかく家に居ることだし...という軽い気持ちでテレビをつけました。

画面に映ったジグザグさんは「Drip」の演奏中だったのですが...あれ?曲めちゃめちゃカッコいいじゃん!!なんだこれ!?これ絶対売れるやつやん!!すごいなこのバンド!!見た目はマニアックなのに曲はキャッチーとか、こんなんギャップ萌えするしかないやん、好きにならない理由がないやん!!

と一人テレビの前で舞い上がってしまいました(単純)。そしてボーカルさんは寡黙そうな見た目とは裏腹にMCがナチュラルに上手くて、嗚呼ライブ慣れしてるんだな...というのがすぐに分かりました。そんなMCの次に演奏した曲は少し重みがあり、聴かせる曲で『こんな曲もやるんだ!』と聴き入っていたのですが、曲が終わってすかさずボーカルの命(みこと)さんがコンコン叫び出すものだから頭の中が『???』と思考停止&硬直してしまいました。

どうした?気は確かなのか?と心配する暇もなく名曲「きちゅねのよめいり」のイントロが流れ始めたのですが、ここから先の光景がもう本当に素晴らしくて、この曲で私は泣きそうになるくらい心打たれてしまいました。


......これだ。

これだよ、これ。

こういうライブが見たかったんだよわたしは。

ずっと、ずっとこういうライブに行きたかったんだよわたしは!!!!!


と、心がずっと液晶画面に向かって泣き叫んでいました。音楽を聴いてショックのあまり呆然としたり、心が揺さぶられるのってすんごい久しぶりな気がしました。

この「きちゅねのよめいり」という曲を一言で説明すると“何の迷いもなく純粋に心から楽しめる曲”なのですが、それを何の説明もなしに(振り付けの説明とか一切なしに)、いきなりやるのです。そして曲が始まった瞬間から、曲が周囲を飲み込むまでのスピードがとても早く、一気に会場がきちゅねワールドに染まってしまうのです。

これは見てて楽しいです。このひとたちのライブに行きたいなって心底思います。ライブの醍醐味って色々ありますが(推しに会えるとか好きな曲が生で聴けるとか)、わたしは音楽に飲み込まれていく瞬間がライブの一番の醍醐味かな...と思います。

どちらかというとこの曲はネタ曲だし、涙腺を刺激するような曲ではない(はず)なんですけど、聴いていると『何て愛に溢れた曲なんだろう...』と歌詞とメロディーがしみじみ心に染み入り、感情が爆発しそうになりました。正直こわかったです。(ちなみにこの曲の歌詞は初見でも割りと全部聞き取れます。命さんは滑舌いいですね)

「結婚」って昔はポジティブなイメージが強かったと思うのですが、今はそうでもないと思うんですよね。あえて結婚を選択しないカップルもいるし、逆に結婚を認めてほしいと訴えるカップルもいる。『結婚がすべてじゃない』というのも1つの生き方だと思うし、自分の意思で『結婚したい』と言う人は結婚すればいいと思うし、結婚したいと願う人に向かって『今どき結婚だなんて、そんな生き方は無意味ですよ』て言うのはちょっと違うかな、とも思う。そして結婚とは相手の所有物になることじゃねーよと言う人もいる。結婚はするけどこの先何が起こるか分からないし永遠の愛なんて誓えないよと言う人もいる。

そんな風に、結婚に関して色々な考えが渦巻く現代で、価値観の押し付けに異議申し立てをするこの時代に、『結婚とは、毎日相手の耳やしっぽをもふもふすることである』と唱えるこの曲は本当に清々しい。『結婚』ってそう言えば『愛』とか『好き』の延長線上にあるものだったよね。それって理屈じゃなくて超個人的な感情だし、自由で眩しいものだし、尊いものだということを思い出させてくれる曲ですね「きちゅねのよめいり」は。シンプルイズベスト。ほんとそれ。ほんと、すごくいいです。

この人たちの音楽に触れると目の前にあるものに対して『心の底から楽しむ』という忘れかけていた大切なものを思い出させてくれるような気がしました。ありがとうありがとう...(圧倒的感謝)。


そんな名曲「きちゅねのよめいり」はこちらで聴けます&見られます↓
https://youtu.be/1CuAflw7yKA

フェス当日(5月20日)のセットリストはこちらです↓
1.復讐は正義
2.夢に出てきた島田
3.Drip
4.Promise
5.きちゅねのよめいり
6.燦然世界
https://twitter.com/shintenchi0601/status/1659937038567895042?t=cdJNMz4pvFPFClgrk23NFA&s=19

アーカイブで見返して、楽しませていただきました。アーカイブが終ってからはサブスクでジグザグさんを聴きまくってます。

改めて聞き直すと「Drip」や「燦然世界」のような疾走感のある曲のほうが好みかもしれませんねわたしは。でもやっぱり「きちゅねのよめいり」に帰ってきてしまう自分がいます。なんて素晴らしい曲なんだ...と聴くたびに心が号泣しています(暑苦しい)。

これは余談&めちゃくちゃ個人的な話で恐縮なのですが、実はこの日は翌日にちょっと、まあまあ、かなり重めな出来事が控えており(推しに関することでね)、バイカル湖よりも深く沈んだ気持ちでいたのですがジグザグさんのお陰で少しだけ水面に浮上することが出来ました。その節は本当にありがとうございました...(突然勝手に感謝の気持ちを押し付けて去るオタク)。音楽は人を救うことができるし、人はたびたび音楽に救われたりもするけど、それ自体はすごく普遍的なことかもしれないけど、このタイミングでジグザグさんの音楽に出会えて、自分のメンタルを救ってくれたのがジグザグさんの音楽で本当によかったな...と思いました。いつかライブにも行ってみたいですが、チケット取れるんだろうか...?

メンバーさんお一人お一人の素晴らしいところについても語りたいのですが、それはまた別の機会にでも。


ちなみに次回の禊(ジグザグさんのライブのことをそう呼ぶ)は2023年8月11日(金・祝) ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2023、だそうです。
すごいよロッキン出るの!?まじ!?
...って思ったら去年も出てたんですね(それもすげえ)。うわあ。またきちゅねワールドに飲み込まれてファンが増えてしまいますねフフフ...

【ライブレポ】2022年12月17日~18日 男闘呼組 1988 第1章 @大阪城ホール

2022年12月17日と18日に行われた、男闘呼組の追加公演@大阪城ホールを見に行って来ました。ここに書いているのはそのライブレポですが、かなり散文的な記録になってます。より詳しいセトリや内容はSNSを検索することをオススメします。

 

ちなみに、わたしが行ったのはどちらも昼の部(つまり第一章)のみです。


セトリは2022年10月15日~16日のガーデンシアター公演の第一章と同じと思われます(アンコールの『みはり』は大阪第一章ではやらなかったです)。15時スタートですが、本編終わって時計を見たら17日の方は16時20分、18日の方は16時23分でした。そのあとアンコールがあるのですが、アンコール終わっても17時より早く会場を出ることが出来ました。帰るときは規制退場でしたが、わりと運営はスムーズで大きな混乱もありませんでした。ちなみに4人の衣装も基本的にはガーデンシアター公演と同じたったかな...と思います。

17日も18日もアンコールラストの『パズル』は撮影OKでした(曲を演奏する前に突然撮っていいよと言うパターン&撮っていいのは演奏中だけという注意事項付き)。ライトをONにしたらステージから見える景色が綺麗だと言うので(たしかオカケンさんが言った)、懐中電灯をONにして後ろを振り返ると2階席とかキラキラ光ってて、ペンラみたいで綺麗でしたね。

基本的に本編セトリ以外にもMCの流れ、ステージング、ステージ後ろに4人分の縦長スクリーンを設置...という所は10月のガーデンシアター公演と変わらないのですが、違う点といえば、ドラムが青山さんではなくひらポンさんに変わっていた所でした。

ひらポンさんは、以前男闘呼組のサポートドラムを担当されていたそうです。しかも、大昔この大阪城ホールで行われた男闘呼組ライブが、ひらポンさんの男闘呼組サポートメンバーデビューの日だったらしいです(後で知ったのですが、4人が再会後はじめてスタジオに入ったときのドラムがひらポンさん)。だからなのか、全体的に10月の時よりもリラックスした表情でしたね4人とも。しかし個人的なことを言うと青山さんの方が音は好みでしたね...でも、その理由のひとつにガーデンシアターの方が音響がよかったから、というのもあるかもしれません。しかも、ガーデンシアター(実はガーデンシネマと間違って恵比寿に行こうとしてたことをお許し下さい)の方がどの席でも見やすい造りになっているので、ガーデンシアターはハコとして最高!という印象がより強く、わたしが個人的にガーデンシアター公演を贔屓目で見てしまう傾向がある...というのもあるかもしれません。

大阪城ホールに限らず、ああいう大きい会場ってのは音が悪いのがデフォルトっていうか、仕方ないところもありますよね。たまに若干もたついてるなと感じる瞬間もありましたけど、それも含めてのライブなので、それも込みで今回は楽しむことにしました。

今回の大阪のステージは横向きになってるんですよね。わたしは過去に4回くらい大阪城ホールでライブを見てるんですけど、どのアーティストも会場を縦に使ってました。その場合、ステージの面積は少なくなり、沢山人を入れることは出来るけど、客席が縦長になるので、奥の方のお客さんはステージとかなり離れてしまいます。今回横にしたのはお客さんとの距離が近くなるからという理由ですが、そのステージプランのお陰で4回も公演することになってしまった...と耕陽さんがぼやいてました。

実際に客席で見てどうだったかと言うと、1日目はアリーナの端の方で見てたのですが、ステージを近くに感じてすごく見やすかったです!このステージプランにして大正解でしたね。わたしは両日上手側だったのでオカケンさんが距離的に遠かったのですが、何度も上手側に来てくれた時は『おおお!』てなりました。

あと、もし夜の部だけだったら2日も行けなかったので(2日連続夜を不在にするのは非常に難しい...昼ならサッと出掛けて晩御飯までの時間に帰ってこれるのでまじありがたい)、このステージプランにしてくれて圧倒的土下座感謝でしたね...。


最後の曲『パズル』では両日お客さんの撮影&拡散OKの許可が出てました(曲がはじまる直前で高橋さんが告げるパターン)。

わたしは前回行った東京有明ガーデンシアター公演の日、ステージの模様が全国の映画館でライブビューイングされていた日だったので『パズルだけ撮影&拡散OK公演』ではありませんでした(映画館は基本撮影できないのでたぶんしなかったんだろうな...お金払って生配信見に来てるのに1曲だけとはいえ無料で録ったものをUPしたら文句言うひとも出てくるだろうし)。なので、このような撮影&拡散OKというのは今回が初めてでした。

わたしは基本的に撮影OKと言われても撮影せずステージを見ることに集中したい人間なのですが(もしも自分がスマホを触っている間に、この先一生噛み締めて生きていけるくらいのとっておきの萌えアクションを推しが起こし、それを見逃したら一生後悔するので)、今回はメンバーのご好意ということもあり、せっかくなので少しだけ...と思い1/3くらい撮影して、残りはこの目で見ることにしました。


あと覚えていることといえば、2日目の18日は新幹線が一時的に止まっていたらしく、ライブに来れないひとも多かったみたいで、そのせいか空席がチラホラありました。同じ日に0.1gの誤算が名古屋でライブをしていたのですが、新幹線が止まってた影響で開演時間をずらしたというツイートを見たので(誤算は昼公演なし夜公演のみですが、新幹線は夕方くらいまで止まってたっぽい)この日の遠征組はどの現場も大変だったんだろうなあ...と思うなどしました。

仕事を終えてから行くパターンや家庭の事情で家をなかなかあけられないとか、誰でも前乗りできる訳じゃないですよね。でも確実に見たくて遠征をするのなら余裕を持って前乗りするべきなんだろうな...としみじみ思いました(そう考えると日帰り遠征なんて運頼みですよね)。

肝心のライブなんですけど、本当にすごく、すんごく楽しかったです。物理的にステージとの距離が近くて見やすいのに、大きなスクリーンもあってさらに見やすかったです。しかし29年ぶりに復活して音源の再販もしないまま(全公式音源廃盤&サブスクなしのまま)大阪城ホールでライブをやるとか、しかも2日間とも昼夜やってお客さんもほぼ満席状態とか、ほんと強気だし攻めてますよね。最後に演奏した「パズル」は元々成田さんのソロ曲で、しかも最近の曲だから円盤でもサブスクでも入手可能ですけども、ほんとそれだけなんですよね...

大阪はいま耕陽さんの街なので(耕陽さんは大阪の姉妹漫才コンビ海原やすよ・ともこ』のお姉さんと再婚して大阪に移住)、耕陽さんが「私の地元です」「29年経ったら地元になってました」とMCで誇らしく言うてたのが、同じ大阪に住む人間として、なんか嬉しかったですね。そしてこのライブが行われる少し前にやすともさんレギュラーのテレビ番組(たぶん関西ローカル)に高橋さんと耕陽さんがゲスト出演(ギター組はVTR出演)されたこともMCで触れてました。4人でよしもとの劇場へ漫才を観に行ってすごく刺激を受けたとおっしゃってましたね。やすともさんの番組からはお花も届いてました(会場入ってすぐのところに飾られていた)。

MCといえば、メンバーのお茶目な一面が見られるのも楽しみの1つですよね。アンコールのMCでオカケンさんはここはとても平和で安全な空間だから深呼吸しましょう、て言って深呼吸してました(みんなもした)。そして、お客さん1人1人とハグして、こたつでみかん食べたいとか言ってました(なんそれ急に可愛いことを言うからドキッとしたでまじで)。成田さんは2日目のMCで会場のみんなでこのあとカラオケ行こうよ、て言ってました(1万人規模が入るカラオケ屋どこ...)。


あとMCではないのですが『自分勝手』のとき、メンバー紹介みたいな時間がちょっとだけありまして、高橋さんが

前田リーダー耕陽
岡本ブロンド健一
成田ヤンキー昭次

て3人を紹介されてたのですが、高橋さんの時って横文字が何だったか思い出せない...耕陽さんがマイク担当だったのですが、特に横文字なしだったのかなあ(覚えてない)。


4人はステージの上にいるとき、歌声も演奏もMCもそれぞれの個性がハッキリしていて、誰もキャラが被ってなくて、表現者としてのスタイルもバラバラだけど、だからこそパズルのピースみたいに4人がうまくハマって1つになって同じ方向を向いている瞬間はすんごい強烈なエネルギーの塊になって、それがあまりにも美しくて何もかも忘れて魅入ってしまうんだよな~バンドのライブを見てるときの醍醐味ってこれなんだよな~!!...と改めて思いました。

今日も素敵なステージが見られたことに感謝しつつ、今日の思い出を胸に、しばらく生き延びることにします。

まだ詳細は言えないけど全国を回りたい、関西にも沢山来るって言って、今後ツアーがあることを匂わせてました(耕陽さんが)。最後のツアーになると思うからツアーが始まるのは寂しいですけど、バンドの輝いている姿を惜しみなく見せてくれるのは有り難いです。どんな曲を演奏するのか、とっても楽しみですね。

【速報】「東山紀之 DINNER SHOW 2023」決定

お久しぶりです。

色々書きたいものやことが色々あって下書きしまくってるのですが、今日の昼休憩中に届いたメールを見て時が止まってしまいました。

 

少年隊の東山さんがディナーショーを開催するそうです。確定です。タイトルはたぶん「東山紀之 DINNER SHOW 2023」...ってめちゃくちゃシンプルだな!仮タイトルなのかな?いや、そんなことないよね?でも、凄く東山さんらしくてニヤニヤしました。

 

少年隊の植草さんと錦織さんは2020年末を以て事務所を退所され、植草さんは歌中心、錦織さんは舞台演出を中心に歌や芝居や雑誌の連載などマルチに活躍されてる...というイメージですが、すでにお二人は退所後にディナーショーをされてるんですよね(植草さんのディナーショーは退所後毎年開催されています、錦織さんは植草さんとの共演で東京と大阪でショーやってました)。

 

去年末、私は植草さんと錦織さんのおふたりが共演されたディナーショーに行ってきたのですが、東山さんは近年俳優業中心の活動をされており、2020年以降もディナーショーは開催されておりませんでした。

 

SNSでは歌って踊る東山さんを見たいというファンの声が、かねてより散見されておりましたが、ここに来てやっと!ついに!やっとです!しかも21年ぶりの開催だそうです。

 

タイトルみたいに、シンプルに歌って踊る姿が見られるのでしょうか。とってもとっても楽しみですね。

 

今の事務所に色々思うところはありますが(思うところしかないですが)、タレントが表現者として輝ける場を提供してくれることについてはモヤモヤしながらも、タレントの活動だけは応援したいなと思ってます(モヤモヤを抱えたまま応援していくのは悪いことじゃないし矛盾していないんだな...ということを最近やっと受け入れられるようになりました)。

 

とりあえず、今日は嬉しいお知らせがあったよ、という記録を残したのみです。さて、働くぞ!

【記録用】【映画】【RRR】Dostiは何故こんなにも尊いのか。

突然ですが、現在日本で公開中のインド映画『RRR』のことでずっと気になっていることがあり、その気になる点と解釈を私なりに考えてまとめて文字に起こしてみたら『アッアアアアア!!!ドスティーー!!!!!』と夜な夜な大合唱して大変興奮したのですが、絶叫しすぎて記憶が飛ばないように、忘れないようにブログに書き残すことにしました。

(ちなみにこの映画、日本で公開されたのが2022年10月21日で、2023年5月現在もまだ公開中っていうね...なんか凄いことになってますね。ちなみに私はまだ通常上映を3回見ただけです。)

以下、映画のネタバレを大いに含みますので『これからRRRを見ます!』ていう人は絶対に読まないで下さい。『これからRRRを見ないけど、ネタバレを読んだら見たくなるかも♪』ていう人も読まないことをオススメします。

では、読める方だけスクロールして下さいませ。

 


・・・・・

 


この映画の面白いところの一つに、メインキャストのラーマとビームが物語の途中までお互いの正体を明かしていない...というのがあるのですが、ビームが自身の正体を明かしていなかった理由は劇中で語られています。しかしラーマは何故、自分が警察官だということをビームに言ってなかったのでしょうか?

ビームのことを疑って、偵察するために明かしてなかったという訳じゃなさそうですよね。じゃあ何故...?

ということで考えてみた結果『ラーマにとってビームは友達だから』という結論に至りました。

ラーマはビームとの友情が癒しであり、使命に対する責任感やものすごいプレッシャーの中で、唯一人間になれる時間がビームとの時間だったのではないでしょうか。警察官というのはあくまでも使命を成し遂げるために必要な自分の一部であって、ラーマ自身は武器なんですけど、それでもやっぱりラーマも人間です。なかなか昇進できず怒りが爆発したり焦る中、ずっと現実だけを見続けていたら潰れてしまうはずです。たまには息抜きが必要だと思うんですけど、きっとビームに会うまでは、ネックレスを見つめながらシータを想う時くらいしかそういう時間(警察官ではない自分になれる時間)がなかったんじゃないかなあ...と思いました。

ラーマがデリーにいるのは使命のためであり、誰かと親しくなる必要なんてないのです。孤独や苦しみや悲しみを分かち合える友人なんて必要ないんです。そんなものは余計であり、誰かに親しくする時間があれば身体を鍛えて使命を遂行するための時間に充てるべきなんですよ。でも、そんな中でラーマは出会ってしまったんですよ、ビームに。そしてラーマは多分、ビームと居ることで癒されて、ビームと居るときは素の自分でいたいなと思ったんじゃないかな...と私は勝手に思ってます(異論は認めます)。

劇中で名曲「Dosti」に合わせて二人が友情を育むシーンが流れますけど、様々なシーンの中で、何かのタイミングでラーマは『実は俺、警察官なんだよ』とビームに言えそうなのに、言う機会もありそうなのに、意識してそれを言わないようにしてたんじゃないかな...と思います。

警察官っていうのはラーマにとって鎧のようなものだから、警察官じゃない自分を慕ってくれるビームっていうのは、例えて言うならクタクタになって仕事から帰ってきたら玄関先で飛び付いてきてくれる無邪気な犬...みたいな感じでしょうか(たぶんそう)。なので、ラーマにとってビームという存在は友人であり、癒しであり、自分の暴力的な部分を絶対に見せたくない相手と言いますか。『仕事の顔で会いたくない相手』って言うんですかね。その辺は明確に線引きしてそうだなと思いました。だから自分が警察官であることを言わなかったんじゃないかな...そして似顔絵のことも『ビームに見せる』という発想が出てこなかったんじゃないかな...と私は勝手に妄想してます。

あとはラーマがビームに特別な友情を抱いた理由として、英語ではなくインドの言葉でコミュニケーションが取れるからというのも大きい気がします(一口にインドの言葉と言ってもテルグ語等色々ありますけど、この頃の言語事情はよく知らないのであくまでも私の憶測です)。英語は警察官の身分と同じでラーマにとっては仕事の言語なので、多様な人が住む大都会デリーでは、英語以外で共通する言語を使っているというのは、相手との距離感を一気に縮める理由になる気がします。

だからビームの正体を知らされた時、壁をボコボコに殴ってましたけど、本当に身も心も引き裂かれるくらい辛かっただろうな...家一軒崩れるまで殴り続けてもおかしくないレベルですよね兄貴ならやりかねないですよね...と思いましたよね(今思い出してもつれえ)。

馬車に乗ってビームの前に現れたときも、その後もビームの顔を見ないようにしてましたけど、あのシーンまじで苦しいですよね。見てて辛い...でも葛藤する兄貴の美しい顔面よ...(最高だ)。

ひょっとすると『この時代の警察官はプライベートで一般人に身分を明かさないのが普通』とか、インドの価値観はこうだよとか、何かもっともな理由があるのかもしれませんが(もしくは監督がインタビューで答えてたりするのかもしれませんが)、以上はあくまでも私なりに考察してみた内容です。

もし『こういう明確な理由が公式から出ているよ!』という情報があれば教えていただけると嬉しいです(なるべく日本語記事が有難いですが、なければ英語記事でもいいです)。よろしくどうぞ。

長くなりましたが、ここまで読んで下さってありがとうございました。

 

※以下、5月7日加筆※

ふと思ったんですけど、ラーマはラッチュを見失ったことを後悔し、確実に捕まえるために(逃げられないようにするために)身元を隠して人探しをしてたってことですかね...だから『ここに警察官がいるぞ!』て騒がれたりしないために身元を隠す必要があったのかな(自己完結)。でも、ビームには二人きりの時に『お前だけには言うけど実は俺は...』って打ち明けてもおかしくないんですよね。でも、そうしなかったってことはやっぱりビームとの時間は『使命のために生きている自分』と区別してたのかな...と思ってしまうんですよ(再び深まる謎&無限ループに戻る)。実際のところ、どうなんですかね。あと10回くらい見たら何か掴めるのかな...